こんにちは、阿久梨絵です!
住所データを扱う際、郵便番号(例: 〒123-4567)を削除して都道府県や市区町村だけを残したいケースがよくあります。手作業で一つひとつ削除するのは大変ですが、 EXCEL の関数を使えば簡単に実現できます。本記事では、SUBSTITUTE関数を活用して郵便番号を削除する方法をご紹介します。
ステップ1: SUBSTITUTE関数を使って郵便番号を削除
SUBSTITUTE関数とは?
SUBSTITUTE関数は、指定した文字列を別の文字列に置き換える関数です。郵便番号を削除するために、この関数を活用します。
具体例
住所データが次のように入力されているとします。
・セルA1: 〒123-4567 神奈川県横浜市
郵便番号部分を削除するには、次の式を使用します。
=SUBSTITUTE(A1, LEFT(A1, FIND(” “, A1)), “”)
この関数の動作
1. LEFT(A1, FIND(” “, A1)) は、セル内の最初のスペースまでの文字列(郵便番号部分)を抽出します。
2. SUBSTITUTE はその部分を空白文字に置き換えて削除します。
ステップ2: TRIM関数で整形を仕上げる
郵便番号削除後に余計なスペースが残ることがあります。その場合、TRIM関数を組み合わせてデータを整形します。
例
=TRIM(SUBSTITUTE(A1, LEFT(A1, FIND(” “, A1)), “”))
これで、余計な空白を含まない綺麗な住所データが完成します。
ステップ3: 複数のセルで一括適用する
上記の式を複数行にわたって適用する場合、数式を他のセルにドラッグしてコピーします。これにより、大量の住所データを素早く整形することができます。
まとめ
SUBSTITUTE関数を活用すれば、郵便番号削除のようなデータ整形も短時間で終わらせることが可能です。 EXCEL の基本機能をマスターして、日々の業務をもっと効率化してみましょう!
阿久梨絵でした!