WordPress でサイトのテーマを変更しました。
WordPress のテーマ変更に当たり、作業と手順をまとめました。(今後の作業時のポイントまとめ)
いきなり、本番環境でWordPress を触るのは少しリスクがあり、まず検証環境でテーマを熟知してから本番環境を構築する方法がいいと思われます。
ここで気になる点。
・検証環境で構築したものは、簡単に本番環境に移行できるのか?
・本番環境は、今使っている環境なので、WordPress のテーマ関連の情報だけを移行対象にしたい。
・新規にWeb環境を構築する際は、まるごと移設ができますが、今ある資産はこのままで行いたい。
・機器、サイトのURLに依存しない方法で行えるか?
最初に、諸々の検証をするので、検証環境をローカル環境(パソコン)に構築することを始めました。
必要な環境として、以下の4点。環境設定作業は割愛します。
・xamppが動作する環境
・WordPress 環境
・WordPress の入替後テーマ(決まっているとスムーズ)
・最新のバックアップ環境
以下は、xampp(Apache、MySQL)の起動が可能で、WordPress のログイン画面が表示されている前提です。
作業手順
1.xampp(Apache、MySQL)の起動を行います。
2.WordPress でログインします。
3.WordPress の入替後テーマをインストールします。
4.できれば、子テーマ環境を設定します。
5.子テーマを有効化します。
6.この環境で設定作業・確認作業を実施します。
このとき、固定ページ、投稿ページのサンプルがあるとイメージが付くので望ましいです。
7.環境設定がひととおり完了したら、以下のプラグインをインストールします。
そのあと、データをエクスポートします。
今回使用したプラグイン
Import / Export Customizer Settings :テーマの環境類のImport/Export
WP Menu Export Import:テーマのメニューのImport/Export
widget Export & Import:テーマのウィジェット類のImport/Export
8.ダウンロードファイルに作成されるので、環境類ファイルと子テーマ環境を本番環境に移動します。
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以下は、本番環境の操作になります。本番環境の状況・タイミングでの作業が必要です。
9.本番環境のWordPress にログインします。
10.WordPress の入替後テーマをインストールします。
11.子テーマがある場合、環境移行します。
12.子テーマを有効化します。
13.検証環境で使用したプラグインをインストールします。同じバージョンが望ましい。
14.各種データを指定してインポートします。
15.本番環境で動作確認します。
作業後記
今回、ミスりたくないので、検証環境(サーバー)をワンクッション入れて対応しました。
検証環境(ローカル)→検証環境(サーバー)→本番環境 で作業を実施しました。
検証環境(ローカル)→検証環境(サーバー)はほぼ問題なく移設できましたが、
検証環境(サーバー)→本番環境は、プラグインがうまく機能しない状況でした。
調査をしましたが、原因特定ができず類似プラグインに変更しても解決できないこともありました。
ただ、Import / Export Customizer Settingsで、HeaderとFooterで分割してファイルを作成して移行することである程度の救済はできましたが、ColorやWidth等の設定がまったく反映できないため、恐れていた手作業での対応となりました。