新規に作成した Xcode (iOSアプリ)が、 Guideline 2.1 で、却下されました。
ーーーエラーメッセージーーー
Guideline 2.1 – Information Needed
We’re looking forward to completing our review, but we need more information to continue. Your app uses the AppTrackingTransparency framework, but we are unable to locate the App Tracking Transparency permission request when reviewed on iOS 15.6.
Next Steps
Please explain where we can find the App Tracking Transparency permission request in your app. The request should appear before any data is collected that could be used to track the user.
If you’ve implemented App Tracking Transparency but the permission request is not appearing on devices running the latest OS, please review the available documentation and confirm App Tracking Transparency has been correctly implemented.
If your app does not track users, update your app privacy information in App Store Connect to undeclare tracking. You must have the Account Holder or Admin role to update app privacy information.
ーーー日本語訳ーーー
ガイドライン 2.1 – 必要な情報
レビューを完了するのを楽しみにしていますが、続行するにはさらに情報が必要です. アプリは AppTrackingTransparency フレームワークを使用していますが、iOS 15.6 で確認したところ、App Tracking Transparency パーミッション リクエストを見つけることができませんでした。
次のステップ
App Tracking Transparency の許可リクエストがアプリ内のどこにあるのかを説明してください。 ユーザーの追跡に使用できるデータが収集される前に、要求が表示される必要があります。
App Tracking Transparency を実装していても、最新の OS を実行しているデバイスにアクセス許可要求が表示されない場合は、入手可能なドキュメントを確認し、App Tracking Transparency が正しく実装されていることを確認してください。
アプリがユーザーを追跡しない場合は、App Store Connect でアプリのプライバシー情報を更新して、追跡の宣言を解除してください。 アプリのプライバシー情報を更新するには、アカウント ホルダーまたは管理者の役割が必要です。
App Tracking Transparencyに関して、いまだに手探り状態!
申請に出すと…、あるときはOK…しばらくするとNG。 これは非常に難解。
この原因は、アプリ内ではなく、Admobのプライバシーの設定に問題があると判断。
その理由。
・当アプリは、現登録済みアプリの展開型アプリであること。
・現登録済みアプリの実装箇所でTracking Transparencyに関して変更を加えていないこと。
そのため、Admobのプライバシーをチェックしていると、設定漏れを発見。
この時の対処方法をまとめました。
設定
1.Google Admobにサインインして、「プライバシーとメッセージ」を選択します。
2.IDFAを選択します。
3.「広告主の識別子」画面で、メッセージの設定がない場合、「メッセージを作成」を押します。アプリの選択、デフォルト言語、メッセージの登録を行い「公開」を押します。
既にメッセージ登録がある場合、以下で説明します。
4.既にメッセージ登録がある場合(今回この方法です。)
既存メッセージを使用する場合、アプリのリンクをクリックします。
5.追加するアプリにチェックして、プライバシーポリシーでURLを入力して「保存」を押します。
6.このあと、却下されたアプリの申請を行います。
アプリの変更が必要な場合、ビルド~再度申請手続きを行います。
アプリの変更が不要な場合、メッセージを送ることで対処できます。