EXCEL で、参照元データ(日付、金額)を日付別に累計して、累計表(別表)の日付に該当するセルにセットしたいときの対応をまとめました。
サンプルの参照データ(日付別明細データ)は、簡単な表です。
同一日付で複数明細、日付なしなどのパターンで作成しています。
調査&対処方法
1.単にVLOOKUP関数だけで対処すると、日付別で参照可能ですが、先頭に見つかったデータだけを参照するだけで、データが欠落してしまいます。
累計表で2021/5/30は、50+300、2021/5/31は、400 が正しいのでこれではNG!
=VLOOKUP(B4,$E$4:$F$14,2,FALSE)
※参照元の明細に関しては、範囲固定($)にしないとデータが欠落する可能性があります。
2.参照元データに列を追加(ダミー項目)して、日付別に累計させます。
=SUMIF($E$4:$E$14,E4,$F$4:$F$14)
ダミー項目が目障りなら列を非表示に!
3.VLOOKUP関数で日付別の累計値を参照するようにします。VLOOKUPは、先頭行のデータを参照しますが、累計値は同じなので問題ありません。
=VLOOKUP(B4,$E$4:$G$18,3,FALSE)
4.参照したデータで”N/A”(エラー)が出ている箇所を0に置き換えます。
=IFERROR(VLOOKUP(B4,$E$4:$G$13,3,FALSE),0)
明細データを日付別に累計値で管理できました。