Xcode 開発で実機で動作確認したいとき、
通常ならUSBケーブルでMacとiPhoneを繋いでiPhone側にAppを転送する方法が一般的と言えます。Xcode9からワイヤレスという方法もあります。
今回の動作環境
・Mac: macOS High Sierra(10.13.1)、Xcode9.1
・iPhone:ios11.2(ios11.2 Public beta4)
・Appは、Bilid完了(配布可能と同等の状態)であること。
(今回は、正式提供版でApple審査のタイミングで実施しました。)
Mac側のXcode9.1とiPhone側のios11.2beta4と言う特殊な環境では、iPhone側のiosをサポートしていないとの理由で、実機テストができません。
この場合、Xcode9.1がサポートしているiosにダウングレードすることも可能ですが、面倒であり時間が掛かります。
そこで、TestFlightを使用して実機テストを行いました。そのときの手順をまとめました。
操作手順
Mac・Windowsでの操作
1.iTunes Connectで該当する「マイApp」で該当のアプリ情報を表示して「TestFlight」を選択します。
2.テスト可能なアプリのバージョンが表示されるので、ビルドのバージョンをクリックします。
3.「個人テスター」で「+(新規テスターを追加)」を選択します。
4.「新規テスターを追加」画面で、メールアドレス、姓、名を追加して「次へ」ボタンを押します。
5.「テスト情報」画面で、「次へ」ボタンを押します。サインインが必要でない場合、「サインインが必要です。」のチェックを外します。
6.「テスト内容」を入力して、「審査へ提出」ボタンを押します。このタイミングでテスターにメールが配信されます。
iPhone/iPadでの操作
7.iPhone/iPadにTestFlightがインストールされていない場合、アプリをダウンロードします。
8.メールを確認して、「View in TestFlight」をクリックします。
9.入力情報(8桁)を控えておきます。下記の3の欄。
10.TestFlightを起動して入力情報(8桁)を入力します。
11.テストで招待されたアプリがダウンロードできます。