Android Studioで、buildToolVersionのエラーがでたとき

最新 Android Studio環境古い開発バージョン時のAndroidアプリをシミュレーション機能で動かしたいとき、以下のようなエラーが発生しました。

エラーメッセージ

Gradle project sync failed. basic functionality(e.g.editing,debugging)will not work properly

ーーー和訳ーーー
Gradleプロジェクトの同期に失敗しました。 基本機能(編集、デバッグなど)が正しく機能しない

Android Studioの下部に、以下のメッセージが表示されています。

The SDK Build Tools revision(23.0.2)is too low for project’:app’.Minimum requierd is 25.0.0

ーーー和訳ーーー
SDKビルドツールのリビジョン(23.0.2)は、プロジェクト ‘app’.Minimum requiredの最小値は25.0.0です

開発環境とソース類の環境が不一致で発生するエラーの対処方法をまとめました。


対処方法

1.Android Studioのエクスプローラーからbuild.gradleを開きます。build.gradleは、2か所にありますが、appフォルダ内のbuild.gradleです。

buildToolVersionが不一致と言うことなので、現在の状態を確認します。エラーメッセージ通りの23.0.2でした。

2.Android Studioの「Tools」ー「Android」ー「SDK Manager」を選択します。
SDK Tools」タグを選択して、右下の「Show Package Details」にチェックを入れて詳細情報を表示します。

buildToolVersionでインストールされているもので一番バージョンが高いもの(ここでは、25.0.2)に当たります。


3.上記1の操作でbuild.gradleのbuildToolVersionを”25.0.2“に変更します。
エラーメッセージに合わせて”25.0.0″をセットすると、この環境で
インストールされていないのでエラーになります。

設定が正しければ、即時エラーは解消されます。

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