iOS 11Beta版をインストールしてiPhoneを使ってみました。iOS 11では新機能が充実しています。
近日中に正式版が出荷されるので、弊社アプリの動作確認を含めて動作確認を行いました。おかしな動きをすることはなく、ある程度安定感がある動作になっていました。恒例となっていますが、正式出荷後の2~3ヶ月は状況を見守る必要があります。
iPadでは大きな機能改善があるようですが、iPhoneで操作してみると以下の改善点がありました。
1.緊急SOSの機能
スリープボタンを早く5回クリックすることで、登録してある緊急連絡先に通報がかかる機能があります。緊急時、このボタンを押すことで通知されるようです。
2.文字入力時の「予測」機能
「東京都」と入力すると、候補文字で関連する市町村、関係機関などが一覧形式で表示されます。候補の中から用意に選択できます。
3.メモ機能の改善
いままで、文字だけに限定されていた機能ですが、表、手書き文字、ペン形状、色、吹き出し(点線)を指定できます。書類をスキャンして、メモに貼り付けもできます。
手書き文字、表、スキャン画像を使った例
4.画面表示と明るさ
文字サイズ、文字を太くすることで、見やすさ改善できます。
5.バッテリー表示
*時間以内のアプリ別バッテリー使用状況を表示します。アプリ使用時の電源状況のチェックに使用できそうです。
6.スクリーンショット
スクリーンショットを行った後に、左下に今撮影した画像が小さく数秒間表示されます。
左下に画面表示されているときに、スクリーンショットしても小さい画面は写りません。
7.safariのリーダー機能
テキストと写真だけの表示になり、広告がカットされる機能があります。
サイトで広告表示する方にとっては、ありがたくない機能でもあります。
8.CarPlay
ワイヤレスCarPlay車対応との連携が容易になります。音楽操作、ナヴィゲーション、電話などの操作が容易です。
9.ヘルスケア
時計機能のベットタイムとの連携で、睡眠の分析が取れる機能があります。データを見ると分析が「就寝時間」だけでした。規則正しい生活を送るツールとして活用できそうです。
10.マップの車とナビケーション
通行料金、高速道路を表示します。何処でこの表示が使用可能なのか?発見できませんでした。
11.運転中の通知を停止
自動車を運転中のながら運転を防止するため、運転中は通知を停止する機能になります。車載装置にUSB、Bluetoothで接続されているとき、もしくは車の移動速度を検知して機能が有効になります。深夜時間帯の「おやすみモード」の様な動作になるようです。
iPhoneのpLus機種では、右利き、左利きでキーボードを片手で操作できるように片側に寄らすこともできるようです。
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2017.09.14追記
12.タイマー機能で「秒」の指定が可能になりました。
「時・分・秒」でタイマー指定ができます。