Aqlier2/ 4月 30, 2021/ Windows

EXCEL で、参照元データ(日付、金額)を日付別に累計して、累計表(別表)の日付に該当するセルにセットしたいときの対応をまとめました。

サンプルの参照データ(日付別明細データ)は、簡単な表です。
同一日付で複数明細、日付なしなどのパターンで作成しています。


調査&対処方法

1.単にVLOOKUP関数だけで対処すると、日付別で参照可能ですが、先頭に見つかったデータだけを参照するだけで、データが欠落してしまいます。

累計表で2021/5/30は、50+300、2021/5/31は、400 が正しいのでこれではNG!

=VLOOKUP(B4,$E$4:$F$14,2,FALSE)

※参照元の明細に関しては、範囲固定($)にしないとデータが欠落する可能性があります。

2.参照元データに列を追加(ダミー項目)して、日付別に累計させます。
=SUMIF($E$4:$E$14,E4,$F$4:$F$14)

ダミー項目が目障りなら列を非表示に!

3.VLOOKUP関数で日付別の累計値を参照するようにします。VLOOKUPは、先頭行のデータを参照しますが、累計値は同じなので問題ありません。
=VLOOKUP(B4,$E$4:$G$18,3,FALSE)

4.参照したデータで”N/A”(エラー)が出ている箇所を0に置き換えます。
=IFERROR(VLOOKUP(B4,$E$4:$G$13,3,FALSE),0)

 明細データを日付別に累計値で管理できました。

0 0 投票
記事の評価

記事内容に関して、不明点・誤りがありましたらコメントをお願いします。

0 Comments
Inline Feedbacks
View all comments