Google Analytics ( GA4 ) で「Shibuya City」が出ない理由

こんにちは、阿久梨絵です!
GA4 のリアルタイムやユーザー属性レポートを見ていると、
Chiyoda City」「Minato City」「Shinjuku City」 のように “City” 表記が並ぶのに、
渋谷区だけ “Shibuya City” が出てこない ことがあります。

渋谷区だけデータ取れてない?
設定ミス?
と不安になる人も多いのですが、これは GA4 の仕様による “地名の揺れ” が原因です。

なぜ渋谷区だけ “City” が付かないのか?

GA4 の市区町村データは IP アドレスをもとに Google の地理データベースが自動判定 しています。
しかしこのデータベースは国ごとに精度が異なり、日本の区部は特に揺れが起きやすいのが特徴です。

よく起きる揺れのパターン
渋谷区 → Shibuya(City なし)
・新宿区 → Shinjuku City(City あり)
・中央区 → Chuo City(City あり)
・港区 → Minato City(City あり)

つまり、区によって “City” が付いたり付かなかったりするのは正常動作です。

原因:Google の地理データベースの扱いが区ごとに違う

Google は世界中の地名を統一的に扱うため、
“City” = 市区町村レベルの行政単位 として登録しています。

しかし東京23区は特殊で、
行政的には「区」
国際的には「City として扱われることもある」
という曖昧な位置づけです。

そのため、
渋谷区は “Shibuya” とだけ登録されているケースが多い
= “City” が付かない。

一方で、
港区・新宿区・中央区は “City” として登録されている
= “Minato City” などと表示される。

これは GA4 の仕様であり、修正も設定変更もできません。

データが欠けているわけではない

Google 公式でも、
市区町村は IP ベースで推定され、判別できない場合は (not set) になる と説明されています。
渋谷区が “Shibuya City” と出ないのは、判別不能ではなく “名称の揺れ” なので問題ありません。

実際のデータ分析ではどう扱えばいい?

1. 「Shibuya」=渋谷区として扱ってOK
City が付かなくても、Shibuya = 渋谷区 と考えて問題ありません。

2. 区ごとの比較をする場合は “名称統一” を
レポートをエクスポートして分析する場合は、
・Shibuya
・Shibuya City(もし出た場合)
同じ渋谷区として集計 すると正確になります。

3. (not set) は別問題
(not set) は「判別できなかった」ケースなので、
Shibuya と混同しないように注意。

まとめ

渋谷区だけ “Shibuya City” と出ないのは GA4 の仕様
IP ベースの地理データが区ごとに 表記ゆれ を起こしている
データが欠けているわけではない
“Shibuya” と表示されていれば 渋谷区のアクセスで問題なし
区別分析する場合は名称を統一して扱うと正確

渋谷区だけ表記が異なるのは GA4 の仕様上よくあることです。意味を知っておくだけで迷わず分析できるようになるので、日々の運用にそっと役立ててみてください。
阿久梨絵でした!

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