こんにちは、阿久梨絵です!
Excel を使っていると、メニューの横に
セルの削除(D)
行の削除(R)
のように、文字の一部に“下線”がついていることがあります。

「これって何の意味?」「押すとどうなるの?」
そんな疑問を持ったまま、なんとなく見過ごしてきた人は多いはずです。
実はこの下線、Excel の“古くて大事な仕組み”の名残で、
キーボードだけで操作するための案内表示なのです。
下線付きの文字は「Altキーで押すべきキー」を示している
Excel のメニュー名の中にある下線は、
Altを押したときに使うショートカットの目印です。
例
・セルの削除 (D)
・行の削除 (R)
・列の削除 (C)
これは、
・Altを押す
・そのあと D / R / C を押すと、そのメニューが実行される
という意味になります。
つまり、下線は
「この文字を押せば、この機能に行けますよ」
という案内板のようなもの。
Altキーを押すと“画面に文字が浮かぶ”のはなぜ?
Altを押すと、Excel の画面全体に
H / N / P / A / W …
といった文字がポップアップします。
これは Excel の“キーボード地図”です。
・Alt→ ナビゲーション開始
・Alt+H → ホームタブ
・Alt+H → D → セルの削除

というように、階段を降りるように操作できます。
下線付きの文字は、この地図の一部として機能しています。
Ctrlキーとの違いは「単発」か「階層」か
Excel のショートカットは大きく2種類。
・Ctrl系:押した瞬間に動く(コピー、貼り付け、元に戻す)
・Alt系:メニューを“たどる”ためのキー(ホーム → 配置 → 中央揃え など)
下線は Alt 系のための目印なので、
Ctrl 系とは役割がまったく違います。
下線は“昔のWindows”から続く伝統的な仕組み
この下線は、Windows 95 の時代からある
「キーボードだけで操作するためのUI」の名残です。
当時はマウスが今ほど普及していなかったため、
メニュー名の中に“押すべきキー”を埋め込んでいました。
今でも Excel や Word ではこの仕組みが残っていて、
Altを押すと下線が有効になります。
下線以外にもある「ショートカットの案内」
Excel には、下線以外にも案内表示があります。
・Alt を押したときに浮かぶキーガイド(H / N / A など)
・メニューの横に表示される Ctrl+○ のショートカット
どれも目的は同じで、
「キーボードだけで操作できるようにする」こと。
下線はその中でも、もっとも古くからある方式です。
まとめ
・下線付きの文字は Altショートカットの目印
・Alt は メニューを階層でたどるキー
・Ctrl は 単発で動くキー
・下線は 昔のWindowsの名残で、今も便利に使える
Excel の画面にひっそり残っているこの下線は、
「キーボードだけで操作したい人のための案内板」なのです。
阿久梨絵でした!
