IPv6 のネットワーク部分は何を意味しているのか

こんにちは、阿久梨絵です!
インターネットに接続すると、スマホやパソコンには
IPv6アドレス」 という長い住所のような番号が割り当てられます。

240b:10:3a80:abcd:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

見慣れない数字とアルファベットが並び、
これって何を意味しているの?
と感じる人は多いはず。

特に、こんな疑問がよく出てきます。

ネットワーク部分って何?
近所の家なら似たアドレスになるの?
誰がこの番号を決めているの?
このアドレスって誰が把握できるの?
同じルーターにつながっていたら、前半は全部同じなの?

どれも自然な疑問なのに、
専門家でも“ちゃんと説明してくれない”ことが多い領域です。

この記事では、IPv6 の中でも特に誤解されやすい
前半:ネットワーク部分」 を、
専門用語をできるだけ使わずに静かにほどいていきます。

1. IPv6 の前半は「ネットワークの住所」。同じルーターなら基本的に同じ

IPv6 アドレスは、

前半:ネットワークの住所(どの家のネットワークか)
後半:端末の識別子(家の中のどの部屋か)

という構造になっています。

だから、

  同じルーターにつながっている機器は、前半が同じになる。

240b:10:3a80:abcd:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx ← スマホ
240b:10:3a80:abcd:yyyy:yyyy:yyyy:yyyy ← PC
240b:10:3a80:abcd:zzzz:zzzz:zzzz:zzzz ← タブレット

前半(240b:10:3a80:abcd)は共通。
後半だけが機器ごとに違う

つまり、
同じ家のネットワーク=同じ前半 という仕組み

2. では「近所の家」はどうなの?

ここが誤解されやすいポイント。

❌ 近所だから似る
同じプロバイダ・同じ設備だから似ることがある

IPv6 の前半は 地理情報ではない

隣の家でもプロバイダが違えば全く違う
遠くの家でも同じプロバイダなら似ることがある

つまり、

“近所”は関係なく、“同じネットワーク設備”が関係する。

3. IPv6 のネットワーク部分は誰が決めている?

これは階層構造になっています。

1. IANA(世界の管理者)
2. APNIC(アジア太平洋地域)
3. 日本の ISP(OCN、So-net、IIJ など)
4. あなたの家のルーター

最終的に「この家のネットワーク番号」を決めるのは プロバイダ(ISP)。

ルーターはその番号を使って、
家の中の機器に IPv6 を配ります

4. このネットワーク部分は何に使われている?

用途はとてもシンプル。

「どのネットワークから来た通信か」を識別するため

インターネットは住所がないと通信できないので、

どのプロバイダの
どのネットワークから
どの端末が通信しているか

を識別する必要がある。

IPv6 の前半はその ネットワークの住所

5. このアドレスを“誰が把握できる”の?

プロバイダ(ISP)
あなたの家に割り当てたネットワーク番号を把握している。

あなたの家のルーター
家庭内の端末に IPv6 を配る

通信先のサーバー
あなたの端末の IPv6 の前半(ネットワーク部分) を見ることができる

ただし、

個人が特定されるような情報は含まれていない。

前半は「どのネットワークか」だけで、
「誰が使っているか」はわからない。

まとめ

IPv6 の前半は ネットワークの住所
同じルーターにつながる機器は前半が同じ
近所かどうかは関係ない
プロバイダが割り当てている
通信先は前半を見られるが、個人は特定できない

見た目は複雑でも、
やっていることは 「家の住所を共有して、部屋番号だけ違う」 というシンプルな仕組み
阿久梨絵でした!

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