こんにちは、阿久梨絵です!
光回線のルーター(ホームゲートウェイ)を見ていると、
「 PPP 」 と書かれたランプがあります。
普段は気にしない部分ですが、ネットが繋がらないときに
「PPPランプが消えてる」「PPPが点滅してる」
といった状態がヒントになることがあります。
この記事では、
PPPランプとは何か、どんな意味があるのか、点灯・点滅・消灯の違い
を分かりやすくまとめます。
PPPランプとは何を示しているのか?
PPPランプは、
インターネット接続(PPPoE接続)が確立しているかどうか
を示すランプです。
光回線(フレッツ光など)では、
インターネットに接続するために
PPPoE(PPP over Ethernet) という方式が使われています。
PPPランプは、そのPPPoE接続が
・正常に確立しているのか
・接続中なのか
・失敗しているのか
を教えてくれるインジケーターです。
PPPランプの状態で分かること
1. PPPランプが 点灯(=正常)
これは インターネットに接続できている状態 です。
・プロバイダーの認証に成功
・PPPoEセッションが確立
・IPv4通信が利用可能
ネットが普通に使えているときは、通常この状態です。
2. PPPランプが 点滅(=接続処理中)
点滅しているときは、
PPPoE接続を確立しようとしている途中 です。
・ルーターの電源を入れた直後
・再起動直後
・回線が不安定なとき
短時間の点滅なら問題ありませんが、
ずっと点滅が続く場合は接続できていない可能性があります。
3. PPPランプが 消灯(=接続できていない)
最も注意すべき状態です。
PPPランプが消えているときは、
PPPoE接続が確立できていない=インターネットに出られない
という意味になります。
原因として多いのは次の通りです。
・プロバイダーの認証サーバー障害
・NTT側のPPPoE経路障害
・ONU〜ルーター間の通信不良
・プロバイダーID/パスワードの誤り
・LANケーブルの抜け・断線
特に、
「認証ランプは点灯しているのにPPPだけ消灯」
という場合は、
NTT側のPPPoE経路障害 が非常に多いです。
PPPランプが消灯しているときのチェックポイント
1. ONUとルーターを再起動
順番は
1. ONUの電源を切る
2. 1分待つ
3. ルーターの電源を入れる
2. プロバイダーID/パスワードが正しいか確認
設定が飛んでいることもあります。
3. LANケーブルの確認
WANポートのケーブルが緩んでいるとPPPが張れません。
4. プロバイダー・NTTの障害を疑う
PPPランプ消灯は、
ユーザー側の設定ミスよりも、設備側の障害で起きることが多い
という特徴があります。
PPPランプは「IPv4接続の状態」を示すランプ
ここが重要なポイントです。
PPPランプは IPv4(PPPoE)接続の状態 を示しています。
つまり、PPPランプが消えていても
IPv6(IPoE)が生きている場合は、一部サイトだけ見える
という現象が起きます。
たとえば、
・Googleは見られるのに、ほかのサイトは開かない
・サイトの表側は見えるのに、管理画面だけ真っ白になる
そんな“部分的にだけ繋がらない”という不思議な状態が起きることがあります。
これは、インターネットの通信方式の片方だけが動いているときに起こる典型的な症状です。
まとめ
PPP ランプは、光回線ルーターの中でも
インターネット接続の状態を最も正確に示すランプ です。
・点灯 → 正常に接続できている
・点滅 → 接続処理中
・消灯 → 接続できていない(要注意)
特に、
PPPランプ消灯+IPv6だけ生きている
という状態は、
NTT側のPPPoE経路障害の典型例 です。
ランプの意味を知っておくと、
ネットが繋がらないときに原因を素早く切り分けられるようになります。
阿久梨絵でした!
