こんにちは、阿久梨絵です!
インターネット検索は、
「同じキーワードを入れれば、誰でも同じ結果が出る」
そんなイメージを持たれがちです。
でも実際には、
同じキーワードでも、人によって検索結果は大きく変わります。
その背景にあるのが、
フィルターバブル (Filter Bubble) という仕組みです。
同じキーワードでも検索結果が違う理由
検索エンジンは、単にキーワードだけで結果を決めているわけではありません。
次のような “個人ごとの情報” を組み合わせて、表示内容を変えています。
・過去の検索履歴
・クリックした記事
・よく見るジャンル
・位置情報
・使用しているデバイス
・SNSでの行動
・閲覧時間
これらをもとに、
「この人が興味を持ちそうな結果」 を優先して表示します。
つまり、検索結果は
“その人専用に最適化された世界” になっているのです。
フィルターバブルとは何か
フィルターバブルとは、
検索エンジンやSNSが、
自分の好みに合わせた情報だけを見せ続けることで、
世界が狭くなってしまう現象のことです。
・見たい情報だけが増える
・違う意見が届かなくなる
・偏った情報が強化される
・新しい視点に触れにくくなる
まるで透明な泡(バブル)の中に閉じ込められたように、
情報の偏りが固定されてしまいます。
IT初心者ほどフィルターバブルの影響を受けやすい
ITに慣れていない人ほど、検索結果の偏りに気づきにくい傾向があります。
・表示された情報=世の中のすべて
・上位にある=正しい情報
・他の選択肢があることに気づかない
・違う検索語を思いつけない
こうした状況が続くと、
情報の幅がどんどん狭くなり、世界が固定されてしまいます。
これが IT弱者・IT難民を生む一因 にもなっています。
「同じキーワードで検索しても結果が違う」具体例
たとえば「Wi‑Fi つながらない」で検索したとします。
Aさんには
・スマホの設定記事
・モバイルルーターの広告
・過去に見たメーカーのサポートページ
Bさんには
・光回線の契約案内
・Windows のトラブル記事
・近くの家電量販店の広告
同じキーワードでも、
まったく違う世界が表示されるのです。
フィルターバブルから抜け出すためにできること
難しいことをしなくても、少し意識するだけで世界は広がります。
1. 検索語を変えてみる
「Wi‑Fi つながらない」
→「インターネット 接続できない」
→「無線LAN トラブル」
など、言い換えるだけで結果が変わります。
2. 複数のサイトを比べる
・一つの情報源だけに頼らないようにします。
3. SNSの“おすすめ”だけに頼らない
・自分で検索して情報を取りに行く習慣をつけます。
4. 公式情報にも触れる
・メーカーや行政の情報は偏りが少なく、信頼性が高いです。
まとめ
同じキーワードで検索しても、
同じ結果が出るとは限りません。
むしろ、
人によってまったく違う世界が表示されるのが今のインターネットです。
その仕組みを知るだけで、
情報の見方が大きく変わります。
そして、
世界はもっと広く、もっと自由になります。
阿久梨絵でした!
