TLSエラー が出たときの「やさしい原因チェック」

こんにちは、阿久梨絵です!
TLSエラー って、急に出てくるとちょっとドキッとしますよね。
でも大丈夫。多くの場合は“設定のちょっとした行き違い”が原因です。
この記事では、専門用語をできるだけ避けながら、やさしく原因を確認できるチェックリストをまとめました。

TLSエラーってそもそも何?

TLS(Transport Layer Security)は、通信を暗号化して安全にやり取りするための仕組みです。
Webサイトの「https://」や、API通信、メール送信など、いろんな場面で使われています。

TLSエラーは、
安全に通信できませんでした
というサインだと思ってください。

まず最初に確認したいポイント

1. PCやサーバーの時計がズレていないか

TLS証明書には「有効期限」があります
時計がズレていると、期限内でも「期限切れ」と誤解されてしまうことがあります。

チェック

PCの時計が正しいか
サーバーのタイムゾーンが正しいか
NTP同期が止まっていないか

意外とこれが原因のこと、多いです。

2. 証明書の期限が切れていないか

証明書の有効期限が切れていると、TLSは必ず失敗します。

チェック

サーバー証明書の有効期限
中間証明書の期限
自動更新(Let’s Encryptなど)が止まっていないか

中間証明書の期限切れは見落としがちなので要注意です。

3. 中間証明書が正しく設定されているか

証明書チェーンが途中で切れていると、ブラウザやクライアントが「信頼できない」と判断します。

チェック

サーバーに中間証明書が含まれているか
fullchain.pem を使うべきところで cert.pem を使っていないか

4. TLSバージョンの不一致

サーバーとクライアントで、対応しているTLSバージョンが違うと通信できません。

サーバーが TLS1.2 のみ
クライアントが古くて TLS1.0 しか使えない

チェック

サーバー側の TLS バージョン設定
クライアント側のバージョン(古いOSや古いブラウザは要注意)

5. ファイアウォールやプロキシの影響

途中のネットワーク機器が TLS をブロックしているケースもあります。

チェック

企業ネットワークのプロキシ
IDS/IPS
SSLインスペクションの設定

6. 暗号スイートの相性問題

TLSでは「どの暗号方式を使うか」をサーバーとクライアントが相談します。
ここで“共通の方式がない”とエラーになります。

チェック

サーバー側の暗号スイート設定
古いクライアントが使う暗号方式が無効化されていないか

かんたんに原因を切り分ける方法

1. ブラウザでアクセスしてみる

ブラウザはエラー理由を比較的わかりやすく表示してくれます。

2. openssl s_client で確認

証明書チェーンやTLSバージョンが一目でわかります

openssl s_client -connect example.com:443

3. SSL Labs のテストを使う

外部からの診断で、証明書やTLS設定をまとめてチェックできます。

まとめ

TLSエラー は難しそうに見えますが、
時計証明書チェーンバージョン暗号スイート
の順に確認すると、ほとんどの原因が見つかります。

焦らず、ひとつずつ丁寧に見ていけば大丈夫です。
阿久梨絵でした!

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