Windows の謎に迫る。設定アプリとコントロールパネルが消えないワケ

こんにちは、阿久梨絵です!
Windows を使っていると、設定を開く場所が2つあることに気づきます。
設定」アプリと、昔からある「コントロールパネル」。
どちらも似たような項目が並んでいて、「なぜ2つあるの?」と感じる人も多いはずです。

実はこれ、 Windows の“長い歴史”と“互換性を守るための配慮”が深く関係しています。

1. コントロールパネルは「Windowsの伝統」

コントロールパネルは、Windows 3.1 の時代から続く古参の設定画面
長年、多くのアプリや企業向けシステムがコントロールパネルを前提に作られてきました。

そのため、急に廃止すると
古いアプリが動かなくなる
企業の管理ツールが使えなくなる
といった問題が起きてしまいます。

互換性を守るため、今も残されているわけです。

2. 設定アプリは「新しい時代のUI」

一方の「設定」アプリは、Windows 8 以降に登場した新しい設定画面。
タブレットやタッチ操作を意識した、シンプルでわかりやすいUIが特徴です。

画面が見やすい
検索しやすい
スマホの設定に近い操作感

など、現代のユーザーに合わせて作られています。

3. すぐに一本化できない“技術的な理由”

じゃあ全部設定アプリに移せばいいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、コントロールパネルには非常に細かい設定が多く、
それらを新しいUIに移植するには時間がかかります。

さらに、企業向けの管理機能や古いAPIに依存した設定も多く、
一気に移行すると不具合が出るリスクが高いのです。

4. 少しずつ「設定アプリ」へ移行中

実は、Windows 10 → 11 と進むにつれて、
コントロールパネルの機能は少しずつ設定アプリへ移されています

ストレージ管理
Windows Update
ネットワーク設定

など、主要な項目はすでに設定アプリ側に移動済み

今後も段階的に統合が進むと考えられています。

5. ユーザーとしてはどう使い分ければいい?

基本は 設定アプリを使う でOK
ただし、以下のような“細かい設定”はまだコントロールパネルに残っています。

古いプリンターの詳細設定
共有フォルダーの細かい権限
デバイスマネージャー(実質コントロールパネル系)
システムの詳細設定

困ったときは検索バーにキーワードを入れると、
どちらの画面にある設定でも案内してくれるので安心です。

まとめ

設定アプリとコントロールパネルが共存しているのは、
長年の互換性を守るため
新しいUIへ安全に移行するため
という、 Windows ならではの事情があるから。

今は“移行の途中”という状態で、
ユーザーとしては 設定アプリを中心に使い、必要なときだけコントロールパネルを開く というスタイルが自然です。

Windows の歴史を知ると、2つの設定画面が並んでいる理由も少し愛おしく感じられます。
阿久梨絵でした!

上部へスクロール
Verified by MonsterInsights