こんにちは、阿久梨絵です!
Microsoft Edge を使っていると、ときどき目にする
「ゲストモード」 と 「InPrivate(インプライベート)モード」。
名前は似ているのに、実はまったく別の仕組みで動いています。
そして、この違いを知っておくと、ブラウザの不具合調査にも役立ちます。
この記事では、2つのモードの違いを、やさしく・生活感のある視点でまとめます。
ゲストモードとは?
“まっさらな Edge を一時的に借りる” イメージ
ゲストモードは、あなたの設定を一切使わない特別なモードです。
・ブックマーク → 使えない
・拡張機能 → すべて無効
・Cookie → なし
・キャッシュ → なし
・サイト設定 → なし
・ログイン情報 → なし
つまり、完全に初期状態の Edge が一時的に起動するイメージです。
ブラウザの不具合を調べるときにとても役立ちます。
なぜなら、あなたの環境の影響を受けないからです。
InPrivate(インプライベート)モードとは?
“履歴を残さないだけで、あなたの設定は使う” モード
InPrivate は、プライバシー保護のためのモードです。
・履歴 → 残らない
・Cookie → 閉じると削除
・検索履歴 → 残らない
ただし、
・拡張機能 → 一部は有効
・ブックマーク → 使える
・サイト設定 → 引き継ぐ
・プロファイルの設定 → そのまま使う
つまり、あなたの Edge の“中身”はそのままなんです。
2つの違いを一言でまとめると?
| モード | 目的 | あなたの設定は使う? | 不具合調査に向いてる? |
|---|---|---|---|
| ゲストモード | まっさらな状態で使う | ❌ 使わない | ◎ 最適 |
| InPrivate | 履歴を残さない | ⭕ 使う | △ 不向き |
なぜ「ゲストモード」が不具合調査に向いているのか?
Edge の不具合の多くは、
プロファイル(設定フォルダ)の破損が原因です。
プロファイルには
・キャッシュ
・Cookie
・拡張機能
・証明書の一時データ
・サイトごとの設定
などが全部入っています。
これが壊れると、
「特定のサイトだけ開けない」「暗号エラーが出る」などの現象が起きます。
InPrivate はこのプロファイルをそのまま使うため、
壊れた設定の影響を受けてしまいます。
一方、ゲストモードはプロファイルを使わないため、
壊れた設定の影響を完全に避けられるのです。
実際にあったケース
今回のように、
・通常の Edge → エラー
・ゲストモード → 正常に開ける
という場合、
プロファイル破損が原因と確定します。
このときの解決策はシンプルで、
新しいプロファイルを作るだけで直ることが多いです。
まとめ
・ゲストモード → “まっさらな Edge を借りる”
・InPrivate → “履歴を残さないだけで、設定はそのまま”
・不具合調査にはゲストモードが最適
・ゲストで開けて通常で開けない場合 → プロファイル破損のサイン
ゲストモードと InPrivate は、どちらも特別なモードですが、役割も得意分野もまったく違います。
普段は意識しない違いでも、不具合に悩んだときには大きな助けになります。
「なんだか Edge の調子が悪いな…」と思ったら、まずはゲストモードでそっと切り分けてみる。
それだけで原因に近づけることが多く、余計な不安や遠回りを減らしてくれます。
静かに効いてくる“じわじわ型”の知識として、今日からそっと引き出しに入れておいてください。
阿久梨絵でした!
