こんにちは、阿久梨絵です!
パソコンのトラブルや買い替えのタイミングで「内蔵SSDを取り出して外付けケースに入れ、別のPCで使いたい」という場面はよくあります。では、そのSSDが 暗号化 されていた場合、外付けにしても中のデータを参照できるのでしょうか?今回はその仕組みと注意点を整理してみます。
暗号化SSDの基本
BitLocker(Windows)やFileVault(macOS)
・OS標準のディスク暗号化機能は、ディスク全体を暗号化し、起動時にパスワードや復号キーを入力しないとアクセスできない仕組みです。
TPMとの連携
・WindowsではTPM(Trusted Platform Module)と連携して鍵を管理している場合があり、元のPC以外では自動復号できません。
外付けにした場合の挙動
起動ディスクとしては不可
・外付けSSDをそのまま別PCの起動ディスクにすることはできません。ハードウェア構成やライセンス認証の問題に加え、暗号化環境が元PCに依存しているためです。
データディスクとしては利用可能
・外付けSSDを接続すると「暗号化されたドライブ」として認識されます。復号キー(パスワードや回復キー)を入力すれば、中のファイルにアクセスできます。
データ参照のための条件
復号キーを持っていること
・暗号化解除に必要なパスワードや回復キーが必須です。これがないと中身は参照できません。
対応OSであること
・WindowsでBitLocker暗号化されたSSDは、Windows環境で接続する必要があります。macOSのFileVaultも同様です。
外付けケースの互換性
・NVMeやSATAなど、SSDの規格に合った外付けケースを選ぶ必要があります。
注意点
復号キーを紛失するとアクセス不可
・暗号化はセキュリティのために設計されているので、キーがない場合は事実上データを取り出せません。
業務用PCの場合
・会社のセキュリティポリシーで暗号化されている場合、個人で勝手に外付け利用するのはリスクがあります。
バックアップの重要性
・万一のトラブルに備え、暗号化SSDでも定期的にバックアップを取っておくことが安心につながります。
まとめ
・暗号化されたSSDを外付けにしても 起動ディスクとしては使えない。
・ただし、復号キーがあればデータ参照は可能。
・復号キーがない場合はアクセスできないため、事前にキーの管理を徹底することが大切です。
暗号化 SSDを外付けにしても起動ディスクとしては使えませんが、復号キーさえあれば安心してデータを参照できます。セキュリティと利便性の両立を意識しながら、日頃からキー管理とバックアップを徹底することが、トラブル時にも落ち着いて対応できる一番の備えになります。
阿久梨絵でした!
