こんにちは、阿久梨絵です!
2026年1月下旬、特定のサイトだけアクセスできないという不思議な 通信障害 が起きました。
ネットは繋がっているのに、Googleだけ普通に使える。
でも、他のサイトは読み込まない。
PCでもスマホでも同じで、Wi‑Fi を変えても改善しない。
「これはブラウザの問題ではない」と感じ、
ルータの設定やネットワークの不具合を疑いながら、原因をひとつずつ追いかけていくことにしました。
最初に疑ったのは「プロバイダーの認証」
Google系だけ生きているという状況は、
ネットワークの世界では“ヒント”になることがあります。
そこで次に浮かんだ仮説が、
「プロバイダーの認証(PPPoE / IPoE)が不安定なのでは?」
というもの。
認証が乱れると、
・一部のサイトだけ遅くなる
・特定のサービスだけ繋がらない
という現象が起きることがあるため、十分あり得るシナリオです。
認証状態を確認
・ONU(光回線終端装置)のランプ
・プロバイダーの接続ログ
・ルータの接続状態
・IPv4 / IPv6 の切り替わり
これらを順番に確認しましたが、
プロバイダー側は正常。
外側の問題ではないと判断しました。
ルータにアクセスできないという新たな違和感
次にルータ設定を確認しようとしたところ、
なぜか管理画面に入れない。
「いままで普通に入れたのに…?」
ここでまたひとつ違和感が増えました。
PCのネットワーク情報を確認すると、
Default Gateway が 192.168.1.x に変わっている。
以前アクセスしていたルータは 192.168.0.1 のはず。
いつの間にかネットワークの“親”が別の機器になっているようでした。
気づき:ネットワークの“二重構造”
調べていくうちに、
メインルータ(ONU/ホームゲートウェイ) がすでに存在していて、
その下にさらに Wi‑Fi ルータを“ルータモード”で接続していたことが判明。
つまり、
・NAT が二重
・DHCP が二重
・ルーティングが複雑化
という“曖昧なネットワーク”ができていた状態でした。
そして、
今までは偶然バランスが取れて動いていただけ
という可能性が高いこともわかりました。
解決:Wi‑Fiルータを APモードに変更
最終的に、Wi‑Fiルータを AP(アクセスポイント)モード に変更しました。
すると、
・特定サイトにアクセスできるようになり
・WordPress の編集画面も開けるようになり
・ルータの管理画面にも入れるようになり
すべてが一気に安定しました。
APモードにすると、
Wi‑Fiルータは「ネットワークを作る側」ではなく
“上位ルータのネットワークに参加する側” になるため、
二重構造が完全に解消されます。
なんで今まで使えていて、急にダメになったのか
今回のトラブルでいちばん不思議だったのは、
「ずっと問題なく使えていたのに、ある日突然アクセスできなくなった」
という点でした。
正直に言うと、
“なぜその日突然ダメになったのか”の核心は特定できませんでした。
ただし、状況から考えられる要因はいくつかあります。
・DHCP のリース更新で IP の割り当て順が変わった
・デバイスの増減でネットワークの負荷やルートが変わった
・ルータの自動アップデートで挙動が厳密になった
・WordPress やブラウザの仕様変更で通信がシビアになった
・上位ルータと下位ルータの役割が衝突した
これらが単独で起きたのではなく、
複数の小さな変化が重なって“偶然の安定”が崩れた
と考えるのが自然です。
まとめ
今回のトラブルは、
「ネットは繋がっているのに、一部のサイトだけダメ」という、
とても説明しづらい現象から始まりました。
でも、
・端末を変えても同じ
・Google系だけ生きている
・プロバイダーは正常
・ルータに入れない
・IP帯が変わっている
こうした小さなヒントを積み重ねていくことで、
ネットワークの“二重構造”という原因にたどり着けました。
同じように「急に特定サイトだけアクセスできない」という状況に悩む方の
参考になれば嬉しいです。
阿久梨絵でした!
