こんにちは、阿久梨絵です!
Webサイトを開いたとき、裏側では必ず「サーバーからの返事= HTTPステータス コード」がやり取りされています。
これは単なる数字ではなく、通信が成功したのか/失敗したのか/キャッシュを使えるのかといった重要な情報をブラウザに伝える“合図”です。
たとえばページが正常に表示されるときには「200 OK」が返され、キャッシュが有効な場合には「304 Not Modified」が返されます。
普段は目に見えない存在ですが、Webの速度や安定性、さらにはSEOやユーザー体験にまで影響を与える、まさに Webの健康診断書 のような役割を担っています。
初心者にとっては「ページが表示される仕組み」を理解する入口になり、技術者にとっては「トラブルシューティングや最適化の武器」となる知識です。
この記事では、特に重要な 200 OK と 304 Not Modified を中心に、HTTPステータスコードの意味と活用法を解説していきます。
HTTPステータスコードとは?
HTTPステータスコードは、Webサーバーがクライアント(ブラウザなど)のリクエストに対して返す3桁の番号です。
大きく以下のカテゴリに分かれます。
・1xx 情報:処理中であることを示す
・2xx 成功:リクエストが正常に処理された
・3xx リダイレクト:別の場所へ誘導する
・4xx クライアントエラー:リクエストが不正
・5xx サーバーエラー:サーバー側の問題
200 OK
意味:リクエストが成功したことを示す最も基本的なステータス。
具体例
・GETリクエスト → リソースが正常に取得され、本文が返される
・POSTリクエスト → データが正常に送信され、処理結果が返される
ポイント:ユーザーがWebページを開いたとき、裏側でほぼ必ず返されている「成功の証」。
304 Not Modified
意味:リソースが変更されていないため、再送する必要がないことを示す。
仕組み:ブラウザがキャッシュを持っている場合、サーバーは「更新されていない」と返すことで通信量を削減。
具体例
・ブラウザが「If-Modified-Since」ヘッダーを送信
・サーバーが「更新なし」と判断 → 304を返す
ポイント:キャッシュ制御の要。ページ表示の高速化やサーバー負荷軽減に直結する。
他の代表的ステータスコード
| コード | 意味 | 代表的な利用シーン |
|---|---|---|
| 201 Created | リソースが新規作成された | APIで新しいデータを登録 |
| 204 No Content | 成功だが返すデータなし | DELETEリクエストなど |
| 301 Moved Permanently | 恒久的なリダイレクト | サイト移転時 |
| 302 Found | 一時的なリダイレクト | キャンペーンページ誘導 |
| 400 Bad Request | 不正なリクエスト | 構文エラー |
| 404 Not Found | リソースが存在しない | ページ削除後のアクセス |
| 500 Internal Server Error | サーバー内部エラー | プログラム不具合 |
まとめ
・200 OKは「成功」の基本形。
・304 Not Modifiedは「キャッシュ活用」の要。
・ステータスコードを正しく理解することで、ユーザー体験の改善・サーバー負荷軽減・SEO対策に直結します。
Web開発や運用に携わるなら、200と304を中心にステータスコードの意味を押さえておくことが、安心で効率的なサイト運営につながります。
阿久梨絵でした!
