こんにちは、阿久梨絵です!
家族で1台の パソコン を使っていると、
「誰かに見られていないかな…」
「設定が勝手に変わってる…」
そんな小さな不安やストレスが積み重なること、ありませんか?
今回は、Windows 11で“自分の空間”をそっと守るための方法を、やさしくご紹介します。
誰かを排除するのではなく、自分を安心させるための工夫です。
1. ユーザーアカウントを分ける:まずは“入口”を分ける
家族と共有する場合でも、それぞれのアカウントを作ることが第一歩です。
・「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」→「他のユーザーを追加」
・Microsoftアカウントがなくても「ローカルアカウント」で作成可能
・アカウントごとに壁紙・アプリ・ファイルが分かれるので、安心感が段違い
ポイント
子ども用には「ファミリーセーフティ」で利用時間やアプリ制限も設定できます。
2. フォルダを非表示にする:見せたくないものは“そっと隠す”
共有アカウントを使う場合や、どうしても一時的にファイルを隠したいときは、フォルダを非表示にする方法があります。
手順
1. 隠したいフォルダを右クリック →「プロパティ」
2. 「全般」タブ →「隠しファイル」にチェック →「OK」
3. エクスプローラーの「表示」→「表示」→「隠しファイル」をオフにしておく
注意点:
これは“簡易的な隠し方”なので、完全なセキュリティを求める場合は暗号化(BitLockerなど)も検討を。
3. プライバシー設定を見直す:見られない・残さない
Windowsは、最近使ったファイルやアクティビティを記録しています。
これをオフにすることで、「見られてしまうかも」という不安を減らせます。
設定例
・「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「アクティビティ履歴」→「このデバイスでアクティビティを保存する」をオフ
・「スタートメニュー」→「おすすめ」→「最近使ったファイルを表示しない」に設定
・「エクスプローラー」→「クイックアクセス」→「最近使ったファイルを表示しない」
4. ログイン時の“気まずさ”を減らす工夫
・PINやパスワードを設定して、アカウントを切り替える習慣をつけましょう
・サインイン画面に名前とアイコンを設定しておくと、家族も間違えにくくなります
・スリープやロックのタイミングを短めに設定して、席を離れたときも安心
5. “自分の空間”を整える小さな習慣
・壁紙やテーマカラーを自分好みにする
・よく使うアプリだけをタスクバーにピン留め
・デスクトップを「作業中だけ表示」にして、終わったら片づける
こうした小さな工夫が、「ここは自分の場所だ」と感じられる安心感につながります。
まとめ
家族と パソコン を共有することは、思いやりでもあります。
でもその中で、自分の安心や集中を守る工夫も、同じくらい大切です。
“そっと分ける”ことは、“やさしく守る”こと。
あなたの空間が、今日も静かに整っていますように。
阿久梨絵でした!
