こんにちは、阿久梨絵です!
「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉は、すっかり定着しました。
でも最近、企業や組織が向き合い始めているのは、その“次のステージ”── BX (Business Transformation)です。
BXは、単なるIT導入や業務効率化ではなく、組織のあり方そのものを見直す変革。
つまり、「ツールを変える」だけでなく、「働き方・価値観・関係性」まで含めて再設計する戦略です。
BXとDXの違い
| 項目 | DX(デジタル変革) | BX(ビジネス変革) |
|---|---|---|
| 対象 | ツール・業務プロセス | 組織・文化・体験全体 |
| 目的 | 効率化・自動化 | 価値創出・関係性再構築 |
| 例 | RPA導入、クラウド移行 | 働き方改革、顧客体験の再設計 |
BXは、DXを土台にしながら「もっと根本的な変化」を目指します。
BXがもたらす“やさしい変化”
BXは、企業にとって大きな挑戦ですが、同時にこんな“やさしい変化”ももたらします。
・従業員が「自分の仕事に意味がある」と感じられる
・顧客との関係が“取引”から“信頼”へと変わる
・部門間の壁がゆるみ、協力が自然に生まれる
つまり、BXは「業務を変える」のではなく、「人と人の関係性を整える」変革でもあるのです。
まとめ
BX という言葉には、少し大きな響きがあります。
でもその本質は、「誰かが働きやすくなる」「誰かが安心してサービスを受けられる」──そんな小さな変化の積み重ねです。
DXの次にBXを考えることは、「効率」から「意味」へと視点を移すこと。
企業やチームが、もっとやさしく、もっと誠実に変わっていくための第一歩かもしれません。
阿久梨絵でした!
