OneDrive で突然出る「Vault.lnk」エラー──原因と解決の全手順

こんにちは、阿久梨絵です!
クラウドストレージの代表格である OneDrive 。日々のファイル管理やバックアップに欠かせない存在ですが、ある日突然「Vault.lnk」という謎のエラーが表示されて戸惑った経験はありませんか?

このアイテム名または種類が許可されていません。アイテムの名前を変更するか、OneDriveから削除してください。

普段は気にせず使っているのに、急にエラーが出ると「何が起きたの?」と不安になります。特に「Vault.lnk」はOneDriveの個人用Vault機能に関連する特殊ファイルで、同期の仕組みと相性が悪く、エラーが起こりやすいのです。

この記事では、なぜこのエラーが出るのか、そしてどう対処すれば安心して使い続けられるのかを、わかりやすく整理しました。

エラーの内容

表示されるメッセージ

このアイテム名または種類が許可されていません。アイテムの名前を変更するか、OneDriveから削除してください。

原因

.lnk(ショートカット)ファイルの一部が、OneDriveの同期対象として制限されている形式や名前に該当しているため。特に「Vault.lnk」は個人用Vault機能に関連する特殊ファイルで、同期エラーが起こりやすい

対処法ステップ

1. 該当ファイルを削除する

・エクスプローラーでOneDriveフォルダを開く
・「Vault.lnk」または「個人用 Vault.lnk」を探す
右クリック削除
PCを再起動すると、エラー表示が消えることが多い

2. 名前を変更する(削除できない場合)

ファイル名を「Vault_backup.lnk」などに変更
OneDriveが同期対象外と判断し、エラーが消えることがある

3. 個人用Vaultを使っていない場合は無効化も検討

OneDriveの設定から「個人用Vault」を無効にすることで、関連ファイルの生成を防げる
・ただし、重要ファイルの保護機能を失うため、利用していない場合のみ推奨

予防策

.lnkファイル(ショートカット)はOneDriveでの同期に不向きな場合があるため、共有やバックアップには元ファイルを使うのが安心
ファイル名に「Vault」などの特殊語句を含めると、OneDriveが誤認識することもあるため注意

まとめ

OneDrive の「Vault.lnk」エラーは、ファイル形式や名前の制限による仕様エラーです。
削除または名前変更で解消できるほか、個人用Vaultを使っていない場合は無効化も選択肢。

安心して同期を続けるためには、同期対象のファイル形式と命名ルールを意識することが大切です。
阿久梨絵でした!

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