こんにちは、阿久梨絵です!
パソコンを使っていると、セキュリティソフトから突然の通知が出てドキッとすることがあります。特に ノートン を利用している方なら、「googleadservice.com に追跡されています」というメッセージを目にしたことがあるかもしれません。
「追跡」という言葉が出てくると、どうしても「ウイルスに感染したのでは?」「個人情報が盗まれているのでは?」と不安になりますよね。普段からセキュリティに気を配っている人ほど、この表示に敏感に反応してしまうものです。
しかし実際には、この通知は 危険な攻撃やウイルス感染を意味するものではありません。むしろ、インターネット広告の仕組みの一部として多くの人が日常的に目にしているものなのです。ノートンは「広告によるトラッキング」を検知して知らせているだけで、ユーザーに注意を促しているに過ぎません。
この記事では、
・「googleadservice.com」とは何か
・なぜノートンが“追跡”と表示するのか
・実際に危険なのかどうか
・気になる場合にできる対策
をわかりやすく整理していきます。セキュリティ通知に振り回されず、安心してインターネットを使い続けるための知識を身につけましょう。
これは何?
・googleadservice.com は Google が運営する広告配信・クリック計測用のドメインです。
・広告をクリックした際の効果測定や、ユーザー行動の分析に使われています。
・ノートンは「追跡」として検知しますが、これは 広告の仕組み上のトラッキング であり、ウイルス感染や不正アクセスではありません。
危険性はある?
直接的な危険はありません。
→ 広告の効果測定やターゲティングのために使われる一般的な仕組みです。
ただし、ユーザーの行動履歴が広告会社に渡るため、プライバシー上の懸念はあります。
対処が必要?
・必須ではありません。 通常のWeb利用で自然に発生するものです。
・ただし「広告に追跡されるのが気になる」という場合は以下の対策が有効です。
プライバシーを守るための対策
ブラウザの設定を変更
・Chrome → 「プライバシーとセキュリティ」→「サードパーティのCookieをブロック」
・Firefox → 「強化型トラッキング防止」を「厳格」に
・Edge → 「追跡防止」を「厳重」に
定期的にクッキーを削除
→ 保存された広告用データを消すことで追跡を減らせます。
広告ブロッカーやノートンのアンチトラック機能を利用
→ 有料機能や拡張機能でさらに強化可能。
まとめ
・「googleadservice.com に追跡されています」は Google広告の仕組みによるもの。
・ウイルス感染ではなく、危険性は低い。
・気になる場合は ブラウザのプライバシー設定やクッキー削除で対処可能。
ノートン の警告は“危険”ではなく“広告による追跡”を知らせるもの。慌てる必要はありませんが、プライバシーを守りたいならブラウザ設定を見直すことが、安心してネットを使う第一歩です。
阿久梨絵でした!
