こんにちは、阿久梨絵です!
年末年始は、私たちの生活がいつも以上にデジタルに依存する時期です。
オンラインショッピングでの福袋やセール、電子マネーでのお年玉送金、旅行や帰省の予約確認メール──便利さの裏側で、詐欺師たちもこの季節を狙っています。
特に近年増えているのが「 お年玉メール 」や「特別キャンペーン」を装ったフィッシング詐欺。
「クリックすればポイントがもらえる」「本人確認が必要です」といった甘い誘い文句や不安を煽るメッセージで、私たちを偽サイトへ誘導し、個人情報やカード情報を盗み取ろうとします。
つまり、年末年始は “心が緩みやすい時期”と“詐欺が増える時期”が重なる危険なタイミング。
この時期にこそ、偽メールの特徴を知り、冷静に見分ける力が必要です。
なぜ年末年始に増えるのか?
・年末年始は 長期休暇や買い物需要が集中する時期。
・ブラックフライデー、クリスマスセール、お年玉企画などに便乗した 偽メールやSMSが急増します。
・帰省や旅行需要を狙い、「えきねっと」「ETC」など交通関連サービスを装った詐欺も確認されています。
よくある手口
・「お年玉プレゼント」「特別キャンペーン」を装い、URLクリックを促す。
・「決済できませんでした」「アカウント停止」など不安を煽る文面で偽サイトへ誘導。
・宅配業者の 不在通知SMS を偽装し、個人情報入力を求めるケースも多い。
・金融機関を装った「口座凍結」「本人確認」メールも依然として多発。
偽メールの見分け方
・送信元アドレスが不自然(例:企業名を名乗りつつフリーメール)。
・本文の日本語が不自然、または過剰に急がせる表現。
・リンク先URLが公式と異なる(微妙なスペル違いに注意)。
・本物そっくりの偽サイトに誘導されることもあるため、必ず 公式サイトを直接検索してアクセスする。
安心のための対策
・怪しいメールは 開かず削除。
・メール内リンクはクリックせず、公式サイトやアプリから確認。
・公式が発表する「注意喚起ページ」をチェックする習慣を持つ。
・万一入力してしまった場合は、すぐに金融機関やサービス窓口へ連絡。
まとめ
年末年始は「 お年玉メール 」など、季節感を利用したフィッシング詐欺が増える時期です。
「送信元を確認」「リンクを踏まない」「公式サイトで確認」──この3つを徹底するだけで、被害を大きく減らせます。
安心して新年を迎えるために、ITリテラシーの“初詣”をしてみませんか。
阿久梨絵でした!
