こんにちは、阿久梨絵です!
BMP って、なんだか懐かしい拡張子ですよね。
JPEGやPNGが主流になった今、「BMPってまだ使われてるの?」と思う方も多いはず。
実は、BMP形式は今も“ちゃんと使われている”画像形式なんです。
BMP(ビットマップ)とは?
・Windows標準の画像形式として誕生(MicrosoftとIBMが共同開発)
・圧縮されていない画像データをそのまま保存する形式
・拡張子は .bmp または .dib
・画質劣化がないため、画像処理や検証に向いている
今も使われている場面
| 用途 | 理由 |
|---|---|
| 画像処理・検証 | 圧縮されないため、元画像との誤差が出にくい。OpenCVや.NETなどで扱いやすい |
| 工業用カメラ・マシンビジョン | 10bitや12bitのグレースケール画像に対応しやすい |
| プログラミング学習・教材 | ファイル構造がシンプルで、画像フォーマットの理解に最適 |
| 一部の古いソフトウェアや業務システム | BMPしか対応していないケースもある |
なぜ主流ではなくなったの?
・ファイルサイズが大きい(圧縮されないため)
・Webやメールには不向き(転送に時間がかかる)
・PNGやJPEGの方が軽くて扱いやすい
まとめ
BMP 形式は、日常的な画像共有には向いていませんが、
正確な画像処理や検証が必要な場面では今も現役です。
「古い=使われてない」ではなく、用途に応じて選ばれているんですね。
阿久梨絵でした!
