こんにちは、阿久梨絵です！
「毎回同じ操作、手動でやるの面倒…」と思ったこと、ありませんか？
そんなときに役立つのが「 バッチ処理 」。
そしてそれを実行するための“入れ物”が「バッチファイル」です。
今回は、Windows環境でよく使われるこの2つの言葉の違いと、はじめての自動化の一歩をご紹介します。
バッチ処理とは？
バッチ処理とは、複数の命令や作業をまとめて一括実行する処理方式のこと。
人が操作しなくても、決まった手順を自動でこなしてくれるのが特徴です。
例
・毎晩ログを削除する
・定時にバックアップを取る
・複数のアプリを順番に起動する
→ 「まとめて処理する」＝バッチ処理
バッチファイルとは？
バッチファイルは、バッチ処理の命令を記述したテキストファイル。
Windowsでは `.bat` や `.cmd` という拡張子が使われます。
例：簡単なバッチファイルの中身
echo バックアップ開始
xcopy C:\data D:\backup /s /y
echo 完了
pause
このファイルをダブルクリックするだけで、複数の処理が順番に実行されます。
→ 「バッチ処理を実行するためのファイル」＝バッチファイル
両者の関係性
| 用語 | 意味・役割 |
|---|---|
| バッチ処理 | 複数の命令をまとめて自動実行すること（概念） |
| バッチファイル | その命令を記述したファイル。Windowsでは .bat 形式が主流（実体） |
→ 「バッチ処理をバッチファイルで実行する」関係です。
まとめ
バッチ処理 は、日々の「ちょっと面倒」を減らしてくれる静かな味方。
そしてバッチファイルは、その自動化を手軽に始めるための入り口です。
「毎回やってるけど、手動でやる意味ある？」と思ったら──
ぜひ一度、バッチファイルを試してみてください。
阿久梨絵でした！
