こんにちは、阿久梨絵です!
PCで作業中、「この音、どのアプリから?」と戸惑ったことはありませんか?
そんな“音の所在不明問題”に、Windowsが静かに答えを出してきました。
新しい音量ミキサーと通知センターの進化、そしてBluetoothオーディオとの連携強化──
日常の操作がぐっと快適になっています。
今回は、人気ツール「 EarTrumpet 」が不要になるかもしれない──そんな変化を検証してみます。
タスクバーに統合された音量ミキサーの実力
これまで、アプリごとの音量調整は「設定」から深掘りする必要がありました。
でも今は、タスクバーの音量アイコンをクリックするだけで──
・アプリごとの音量が一覧表示
・スライダーで個別調整が可能
・ミュートや出力先の切り替えもスムーズ
まさに「EarTrumpet的な操作感」が標準機能に。
UIも洗練されていて、初見でも迷いにくい設計です。
通知センターのカスタマイズ性が向上
もうひとつの進化が、通知まわりの操作性。
集中モード(Do Not Disturb)の設定が、より柔軟になりました。
・通知の種類ごとにON/OFFを切り替え可能
・時間帯やアプリごとの制御も細かく設定
・「今だけ静かにしてほしい」が叶う設計
通知センターのUIも見直され、情報の整理感がアップ。
「通知に振り回されない」安心感が、日常の集中力を支えてくれます。
Bluetoothオーディオとの連携も快適に
地味だけど嬉しい進化がもうひとつ。
Windows 11では、Bluetoothイヤホン・ヘッドホンとの接続安定性が向上しています。
・接続時の遅延や切断が減少
・マルチポイント対応機器との相性も改善
・音量ミキサーでBluetooth出力先の切り替えがスムーズに
「どのデバイスから鳴ってる?」という迷いが減り、
EarTrumpetを使わなくても、標準機能だけで快適に音を管理できるようになってきました。
検証:「EarTrumpet不要」説は本当か?
| 機能 | 新ミキサー | EarTrumpet |
|---|---|---|
| アプリごとの音量調整 | ◎ | ◎ |
| 出力先の切り替え | ◯ | ◎ |
| UIのわかりやすさ | ◎ | ◯ |
| 通知との連携 | ◎(OS側) | × |
結論としては、「ほとんどの人にとってEarTrumpet不要」なレベルまで進化している印象です。
ただし、細かい出力先の制御や複数デバイスの使い分けには、まだ専用ツールが便利な場面も。
まとめ
音量調整も通知管理も、「ちょっと面倒だけど毎日使う」操作。
そこに手が届く進化は、派手ではないけれど、確かな快適さをもたらしてくれます。
「知ってたけど使ってない」──そんな方にこそ届いてほしい。
“ EarTrumpet 不要”説は、日常のストレスを減らす静かな一歩──
そんなふうに感じました。
阿久梨絵でした!
