こんにちは、阿久梨絵です！
C言語 を学ぶと、まず驚くのが「何もかも自分でやらなきゃいけない」こと。
メモリ管理、ポインタ操作、型の厳密さ…。
まるで、便利な道具が何もない状態で、素手で家を建てるような感覚です。
でも、その“素手感”こそが、他の言語のありがたみを教えてくれます。
「自動でやってくれる」ことの尊さに気づく
PythonやJavaScriptを使っているとき、
「変数の型を気にしなくていい」
「メモリの解放を自分でしなくていい」
そんな“当たり前”が、C言語を経験すると“奇跡”に見えてきます。
C言語では、mallocで確保したメモリをfreeで解放しないと、メモリリークが起こります。
でもPythonでは、ガベージコレクションが勝手にやってくれる。
その“優しさ”に、C言語経験者は静かに感動するのです。
「便利なライブラリ」がどれだけ助かっていたか
C言語では、標準ライブラリの機能が限られていて、
文字列操作ひとつとっても、手作業感が強いです。
それに比べて、他の言語では「importするだけで何でもできる」状態。
正規表現、HTTP通信、JSONパース…。
C言語で一度“自力でやる”経験をすると、他言語のライブラリが“神”に見えてきます。
C言語は“プログラミングの筋トレ”
C言語は、筋トレのようなものです。
地味でキツいけど、確実に基礎体力がつく。
・変数の型を意識する習慣
・メモリの使い方に敏感になる
・処理の流れを自分で設計する力
こうした“筋力”がつくと、他の言語を使うときに「軽やかに動ける」ようになります。
だからこそ、C言語を学んだ人は、他の言語を“優しく”感じるのです。
まとめ
C言語 は、決して優しくはありません。
でも、その厳しさが、他の言語の“優しさ”を教えてくれます。
「C言語をやっててよかった」
そう思える瞬間は、他の言語に触れたときに、ふと訪れます。
だからこそ、C言語は“最初に学ぶ言語”としても、“原点に戻る言語”としても、価値があるのです。
阿久梨絵でした！
