こんにちは、阿久梨絵です!
Google Search Console(以下GSC)を使っていると、「 クロール済み – インデックス未登録」という除外ステータスが表示されることがあります。
これは、Googleのクローラーがページを訪問したにもかかわらず、検索結果に登録しなかった(インデックスしなかった)という状態。つまり、“見たけど、記録しなかった”というGoogleの判断です。
この記事では、このステータスの意味、よくある原因、そして必要な対処法についてわかりやすく解説します。
「クロール済み – インデックス未登録」とは?
このステータスは、Googlebotがページをクロール(訪問)したものの、インデックス(検索結果への登録)を行わなかったことを示します。
つまり、ページは技術的にはアクセス可能だったが、Googleが「インデックスする価値がない」と判断したということです。
よくある原因
| 原因 | 詳細 |
|---|---|
| コンテンツの質が低い | テキスト量が少ない、オリジナリティがない、重複しているなど |
| 内部リンクが少ない | サイト内からのリンクが少なく、重要性が低いと判断される |
| インデックスを拒否する設定 | noindexタグやrobots.txtによるブロックがある場合も |
| サーバーの応答が遅い | クロールはできたが、処理に時間がかかりインデックスされなかった |
| ページが新しすぎる | 公開直後で、まだインデックスの判断が保留されていることも |
対処方法
1. GSCで除外されたURLを確認
・「インデックス」→「ページ」→「クロール済み – インデックス未登録」をクリックすると、対象URLが一覧表示されます。
2. コンテンツの質を見直す
・オリジナル性のある文章を追加
・ユーザーの検索意図に合った情報を提供
・ 画像や動画などの補足コンテンツを追加
3. 内部リンクを強化する
・他のページから対象ページへのリンクを増やし、サイト内での重要度を高めるようにします。
4. noindexタグやrobots.txtの確認
・インデックスを拒否する設定がされていないか、HTMLソースやrobots.txtを確認しましょう。
5. GSCで「URL検査」→「インデックス登録をリクエスト」
・改善後は、GSCでインデックス登録をリクエストして、Googleに再評価を促します。
まとめ
「 クロール済み – インデックス未登録」というステータスは、
Googleがそのページを“見たうえで、記録しない”という判断を下したことを意味します。
それは、技術的には問題がない。
でも、検索エンジンが「このページは記憶に残すほどの価値がない」と判断したということ。
つまり、SEOとは「見られるかどうか」ではなく、“記憶されるかどうか”の設計なのです。
阿久梨絵でした!
