こんにちは、阿久梨絵です!
WordPressで記事を編集するとき、テキストエディタを使う人は多いと思います。
その際に必ず意識したいのが「文字コード」。
UTF-8 か?それともShift_JISか?──私は迷わずUTF-8派です。
この記事では、Web制作における文字コードの違いと、なぜUTF-8が“今の標準”なのかを解説します。
そもそも文字コードとは?
文字コードとは、コンピュータが文字を認識・保存・表示するための“ルール”です。
「A」や「あ」や「漢字」などの文字を、数値に変換して扱う仕組みですね。
代表的な文字コードには以下があります。
| 文字コード | 特徴 |
|---|---|
| UTF-8 | 世界標準。多言語対応。Webやスマホで主流 |
| Shift_JIS | 日本語特化。Windowsや古いソフトで使われていた |
| EUC-JP | UNIX系で使われていた日本語コード |
UTF-8を選ぶべき理由
1. WordPressがUTF-8を標準採用している
・WordPressのデータベースやテンプレートは、UTF-8前提で設計されています。
・Shift_JISで保存すると、文字化けや表示崩れの原因になります。
2. Webの世界はUTF-8で動いている
・HTML5の仕様でも、文字コードはUTF-8が推奨されています。
・GoogleやFacebook、Twitterなど、主要なWebサービスもすべてUTF-8。
つまり、UTF-8は“Webの共通語”なのです。
3. 多言語対応がスムーズ
・UTF-8は、英語・日本語・中国語・アラビア語など、世界中の文字を一つのルールで扱えるため、国際化対応がしやすい。
・Shift_JISは日本語に特化しているため、他言語との混在に弱いです。
4. 文字化けのリスクが低い
・UTF-8は、文字の境界が明確で、誤認識による文字化けが起きにくい構造になっています。
・Shift_JISは、バイトの並びによって誤解釈されやすく、特にWeb上ではトラブルの元に。
Shift_JISを使うとどうなる?
・WordPressで投稿が文字化けする
・CSSやJavaScriptのコメントが壊れる
・サーバー側でエンコード変換が必要になる
・Google検索結果でタイトルが「???」になることも
つまり、Shift_JISは“昔のローカル環境”では便利だったが、今のWebには不向きなのです。
まとめ
文字コードは、普段意識されにくいけれど、Webの信頼性と快適さを支える土台です。
UTF-8を選ぶことは、世界とつながるための第一歩であり、
WordPressやWeb制作においては、最も安全で汎用性の高い選択です。
私はこれからも、UTF-8派として、
“見えない安心”を積み重ねていきたいと思います。
阿久梨絵でした!
