こんにちは、阿久梨絵です!
今年2月、10年間使ってきたマイナンバーカードを更新しました。
電子証明書も新しくなり、健康保険証としての利用登録も済ませてあります。
つまり、制度上は「 マイナ保険証 」として使える状態。
先日、病院に行った際、はじめてそのマイナンバーカードを保険証として提示しました。
顔認証付きカードリーダーでの読み取りもスムーズ。
受付も通過し、診察・処方も問題なく進みました。
医療費・薬代も3割負担──つまり、保険診療として処理されています。
それなのに、受付でこう聞かれたのです。
「資格確認書、持ってますか?」
一瞬、頭の中が「?」でいっぱいに。
「え、マイナンバーカードで受付できたのに?資格確認書って何?」
「資格確認書」とは何か?
資格確認書とは、健康保険証の代わりに“保険資格を証明する”ための書類です。
マイナンバーカードを保険証として使えない人(未登録・電子証明書切れなど)に対して、保険者が発行します。
でも今回のように、カードは読み取れていて、保険証として登録済みなのに、なぜ聞かれたのでしょうか?
考えられる理由:「現場の確認フロー」
このようなケースでは、以下のような理由が考えられます。
① 初回利用だから確認が必要だった
・保険証としての利用が初めての場合、念のため資格確認書の有無を確認する運用になっている病院もあります
② 読み取りはOKでも、資格情報の連携に時間差がある
・読み取りは成功しても、保険資格の確認がリアルタイムで完了していない場合、確認書を求めることがある
③ 現場のマニュアルが“念のため”設計になっている
・特に高齢者や初診の方が多い病院では、資格確認書の有無を聞くことが“標準対応”になっていることも
実際はどうだった?
今回のケースでは、マイナンバーカードの読み取りが正常に完了し、保険証としての資格確認も通っていたため、「資格確認書は不要です」と伝えると、それ以上の確認はありませんでした。
つまり、制度上は問題なく保険証として使えていたということです。
まとめ
・マイナンバーカードは、利用登録すれば保険証として使える
・それでも「資格確認書」を求められることがあるのは、現場の確認フローや初回利用の不安定さが背景
・実際に使ってみることで、制度と運用の“すきま”が見えてくる
マイナ保険証 は使える。でも「聞かれることがある」──そのギャップを知っておくだけで、戸惑いは減らせます。
阿久梨絵でした!
