こんにちは、阿久梨絵です!
朝の通勤やちょっとしたお出かけで、 PASMO やSuicaといった交通系ICカードは欠かせない存在です。財布から小銭を探す必要もなく、改札をタッチするだけでスムーズに電車へ乗れる――そんな便利さが当たり前になっています。
ところが、ある日突然「残高もある」「オートチャージも設定済み」なのに改札でエラーが出て通れない…。しかも予定の電車に乗り遅れるという理不尽な体験をすることがあります。
これはカードの故障でも、利用者の操作ミスでもありません。実は交通系ICカードには、長期間使わないと“休眠扱い”になるという知られざる仕様があるのです。
この記事では、私が実際に遭遇した「PASMO休眠問題」の体験談をもとに、なぜ起きるのか、どんなリスクがあるのか、そして予防策までをまとめます。
1. 予想外のトラブル
PASMOに5000円以上チャージ済み、しかもオートチャージ設定もしてある。
それなのに半年以上未使用だったため、改札で「利用できません」とエラー。予定の電車に乗り遅れるという理不尽な体験をしました。
「残高もある」「オートチャージも設定済み」なのに通れない――これは納得いかないですよね。
2. なぜ起きるのか?
休眠扱いのシステム仕様
PASMOやSuicaなど交通系ICカードは、長期間未使用だと「休眠カード」として扱われることがあります。
残高やオートチャージ設定は有効
ただし、改札機が「このカードは最近使われていない」と判断すると、エラーを出してしまう。
オートチャージは改札通過時に発動
改札を通れない状態では、オートチャージも動作しません。つまり「残高があっても改札が拒否する」状況が起きるのです。
3. 無人駅でのリスク
有人窓口なら駅員さんが復活処理してくれますが、無人駅では自力で解決するしかない。
今回のように「10円チャージ」で復活できましたが、現金がなければ完全に詰んでしまいます。
4. 納得いかないポイント
・残高があるのに使えない → 利用者からすれば不合理
・オートチャージが発動しない → 改札を通れない時点で機能が無効化される
・利用者への周知不足 → 「半年以上未使用だと休眠扱いになる」と知らない人が多い
5. 予防策
・半年に一度は券売機で残高確認やチャージをしておく
・モバイルPASMO/Suicaを併用すれば、休眠リスクを減らせる
・小銭や予備カードを持ち歩くと安心
まとめ
PASMO は残高があっても、オートチャージ設定があっても、半年以上未使用だと休眠扱いで改札エラーになることがあります。
「最低限のチャージがあるのに通れない」というのは利用者にとって納得しづらい仕様ですが、現状はシステム上の制約。
安心して使うためには、定期的にカードを“目覚めさせる”習慣が必要です。
阿久梨絵でした!
