こんにちは、阿久梨絵です！
「 Wi-Fi が遅い…」
「ルーター買い替えたいけど、どのメーカーがいいの？」
そんなときにふと湧く疑問──Wi-Fiの電波って、メーカーによって違うの？
結論から言うと、“基本の電波”は同じ。でも、届き方や安定性はメーカーや機種によって変わります。
この記事では、Wi-Fiの電波の共通点と違いをやさしくほどいていきます。
共通している部分：Wi-Fiの“基本仕様”
Wi-Fi機器は、国際規格に沿って作られています。たとえば
・周波数帯：2.4GHz／5GHz（最近は6GHzも登場）
・通信規格：IEEE 802.11（a/b/g/n/ac/axなど）
・最大出力：日本では技適マークにより出力制限あり
つまり、法律や規格で決まっている部分は、どのメーカーでもほぼ同じです。
「NECでもバッファローでもTP-Linkでも、基本の電波は同じ」と言えます。
違いが出る部分：電波の“届き方”や“安定性”
Wi-Fiの電波は、アンテナ設計や内部チップ、ソフトウェア制御によって、実際の使い心地が変わります。
| 要素 | 違いの理由 | 影響すること |
|---|---|---|
| アンテナの向き・数 | 外付け／内蔵、指向性の違い | 電波の広がり方が変わる |
| ビームフォーミング | 接続先に電波を集中させる技術 | 通信の安定性が向上する |
| メッシュ対応 | 複数機器で電波を中継 | 家全体に電波が届きやすくなる |
| 冷却・放熱設計 | 長時間稼働でも安定する工夫 | 混雑時や夏場に強い |
| ソフトウェア制御 | メーカー独自の最適化 | 接続切れや速度低下を防ぐ |
「どれを選べばいいの？」の安心設計
Wi-Fi機器選びは、メーカー名よりも“使う環境”と“欲しい機能”で選ぶのが安心です。
たとえば
・マンションで部屋が多い → メッシュWi-Fi対応機種
・一人暮らしでシンプルに使いたい → 内蔵アンテナ型で十分
・家族で動画やゲームを同時に使う → ビームフォーミング＋高性能チップ搭載機種
まとめ
Wi-Fiの電波は、どのメーカーでも基本は同じ。
でも、届き方・安定性・快適さは、設計と機能で変わります。
「なんでこうなるの？」をやさしくほどくことで、
あなたのWi-Fi選びが、ちょっと安心に変わりますように。
阿久梨絵でした！
