こんにちは、阿久梨絵です！
Mac でディスクを初期化するとき、「APFS？Mac OS拡張？どれを選べばいいの？」と迷ったこと、ありませんか？
フォーマット形式は、使い方に合わせて選ぶことで、安心してMacを整えることができます。
この記事では、代表的なフォーマット形式と、それぞれのおすすめ使用シーンをやさしく解説します。
そもそも「フォーマット形式」って何？
フォーマットとは、ディスクの“記録方式”を決めること。
どんなデータを、どんな仕組みで保存するかを整えることで、Macがそのディスクを正しく使えるようになります。
フォーマット形式を間違えると、OSがインストールできなかったり、ファイルが読めなくなることも。
代表的なフォーマット形式と使い分け
| フォーマット形式 | 特徴 | 使うべき場面 |
|---|---|---|
| APFS（Apple File System） | macOS専用。高速・安全・最新 | macOSをインストールする場合／SSDに最適 |
| Mac OS拡張（ジャーナリング） | 従来の形式。HDD向け | 古いMac／macOS High Sierra以前／HDD使用時 |
| Mac OS拡張（ジャーナリング＋暗号化） | 上記に加え、ディスク全体を暗号化 | 機密情報を扱うMac／セキュリティ重視 |
| exFAT | WindowsとMac両方で使える | 外付けUSB／SDカード／データ共有用 |
| MS-DOS（FAT） | 古い形式。互換性は高いが制限あり | 小容量USB／古い機器との接続時 |
macOSインストール時におすすめの設定
・MacにmacOSを入れ直す場合
→「APFS」を選択（SSDなら特に最適）
・古いMacやHDD使用時
→「Mac OS拡張（ジャーナリング）」が安定
・外付けディスクでWindowsと共有したい場合
→「exFAT」が安心（FATは容量制限あり）
「APFS」はmacOS 10.13（High Sierra）以降で対応。古いOSでは使えないこともあるので注意！
初期化時の安心ポイント
| 不安 | 安心ポイント |
|---|---|
| どれを選べばいいかわからない | 用途に合わせて表を見ればOK |
| データが消えるのが怖い | 初期化前にバックアップを取れば安心 |
| OSが入らなかったら？ | 「APFS」か「Mac OS拡張（ジャーナリング）」を選べばほぼ問題なし |
| 外付けディスクが読めない | Windowsと共有するなら「exFAT」に整える |
まとめ
・フォーマット形式は、Macがディスクをどう扱うかを決める大事な設定
・「APFS」はmacOSインストールに最適。SSDとの相性も◎
・「Mac OS拡張」は古いMacやHDDに向いている
・「exFAT」はWindowsとのデータ共有に便利
・迷ったら、用途とOSのバージョンを確認するだけで安心して選べる
Mac の初期化は、ただのリセットではなく、“自分の空間を整える”ための準備。
あなたのMacが、あなたらしい安心感で満たされますように。
阿久梨絵でした！
