こんにちは、阿久梨絵です!
SNSでよく見かける「#〇〇」という表記。
これは「 ハッシュタグ 」と呼ばれ、投稿を整理したり、検索性を高めたりするために使われています。
でも、ふと疑問に思いませんか?
「#」って、なんで“ハッシュ”って呼ばれるの?
日本語では「シャープ」や「イゲタ」とも言うけど、どれが正しいの?
今回はこの「#」記号の呼び方の違いと、その背景について解説します。
英語では「hash(ハッシュ)」が正式名称
「#」は英語圏では hash mark や hash sign と呼ばれます。
この呼び方がそのまま「ハッシュタグ(hashtag)」の語源になっています。
2007年、Twitterユーザーのクリス・メッシーナ氏が「#」を使ってトピックを整理するアイデアを提案したことで、SNSでのタグ文化が始まりました。
日本語では「シャープ」や「イゲタ」とも呼ばれる
日本ではこの記号に対して、いくつかの呼び方があります。
シャープ
音楽記号「♯」と混同されがちですが、見た目が似ているため「#」もそう呼ばれることがあります。
ただし、厳密には別の記号です。
イゲタ
井戸の「井」の形に似ていることから、印刷業界や年配層を中心に使われる俗称です。
親しみやすく、会話の中で使われることもあります。
ナンバーサイン
「#1(ナンバーワン)」のように、番号を示す記号として使われる呼び方。
アメリカでは「pound sign」と呼ばれることもあります。
呼び方の違いが生まれる理由
記号の呼び方は、使われる文脈や文化的背景によって変わります。
| 呼び方 | 主な使用場面 |
|---|---|
| ハッシュ | SNS、プログラミング、英語圏 |
| シャープ | 音楽、電話操作、日本の一般会話 |
| イゲタ | 印刷業界、雑談、俗称 |
| ナンバーサイン | 番号表記、英語圏の文書 |
まとめ
「#」は英語では“hash”と呼ばれ、日本語では「シャープ」や「イゲタ」とも呼ばれます。
どれも間違いではありませんが、文脈に応じた使い分けが大切です。
・SNSやプログラミング → ハッシュ
・音楽や電話操作 → シャープ
・雑談や印刷業界 → イゲタ
そして、SNSで使う「#〇〇」は、英語の「hash」から来た ハッシュタグ 。
この一文字が、情報の流れを変える設計の鍵になるのです。
阿久梨絵でした!
