こんにちは、阿久梨絵です!
「 Wi-Fi が遅い…」
部屋を移動しただけなのに、動画が止まる。ページが開かない。
そんな経験、ありませんか?
実はWi-Fiの電波は、距離と障害物によって確実に弱くなります。
この記事では、電波がどれくらい弱くなるのか、そしてその“見えない不安”をどうほどくかをやさしく解説します。
そもそもWi-Fiの電波ってどう届いてるの?
Wi-Fiは、ルーターから発信される電波(2.4GHzや5GHz)によって通信しています。
この電波は空気中を飛びますが、以下のような要因で弱くなります。
・距離が遠くなる(電波が拡散する)
・壁や床などの障害物がある
・電子レンジなど、同じ周波数帯の機器が干渉する
距離でどれくらい弱くなるの?
ざっくりとした目安ですが、以下のように考えられます。
| 距離の目安 | 電波強度の変化 | 通信の安定性 |
|---|---|---|
| 1〜3m(同じ部屋) | 強い | 安定して高速 |
| 5〜10m(壁1枚) | 中程度 | 動画や通話はやや不安定に |
| 10〜15m(壁2枚以上) | 弱い | 通信が途切れることも |
| 20m以上(別階・複数障害物) | 非常に弱い | 接続できないことも |
※2.4GHz帯は距離に強く、5GHz帯は速度が速いが距離に弱い傾向があります。
“見えない不安”を見える化する方法
Wi-Fiの電波は目に見えません。だからこそ、見える化ツールが役立ちます。
・Wi-Fiアナライザーアプリ(スマホで電波強度を可視化)
・ルーターの管理画面(接続状況や電波の分布が見える)
・中継機やメッシュWi-Fi(弱い場所を補強)
電波の不安をほどく、ちょっとした習慣
・ルーターはなるべく家の中心に置く
・床置きより棚置きのほうが電波が広がりやすい
・定期的に再起動すると安定することも
まとめ
Wi-Fi が遅いとき、原因は「距離」かもしれません。
でもそれは、見えない不安を見える化することで、ほどける不安でもあります。
「なんでこうなるの?」をやさしくほどくことで、
日常のモヤモヤが少しずつ安心に変わっていきますように。
阿久梨絵でした!
