こんにちは、阿久梨絵です! 「DDR4 3200 8GB、どれも同じに見えるのに、価格がバラバラ…」 「無名メーカーは2,000円台、有名メーカーは5,000円以上。何が違うの?」 そんな疑問、パソコンの メモリ 選びで誰もが一度は感じるものです。 今回は、“同じように見えて違う”メモリの価格差の理由を、やさしく解説してみます。
規格・容量が同じでも、価格が違う理由
1. 品質管理と動作保証の差
・有名メーカーは製造工程での検査が厳しく、初期不良率が低い。 ・メモリチップの選別(グレード分け)も行われており、高品質なチップだけを採用することが多い。 ・無名ブランドは、選別なしのチップやOEM流通品を使うこともあり、動作保証が弱い。
2. 相性保証の有無
・有名メーカーは「このPCで動作確認済み」といった相性保証リストを公開している。 ・無名ブランドは、動作しない場合の対応が曖昧だったり、返品不可だったりすることも。
3. サポート体制の違い
・有名メーカーは日本語対応のサポート窓口や長期保証(3〜5年)がある。 ・無名ブランドは、保証期間が短い(1年未満)か、そもそも保証がないことも。
4. ブランド信頼度とレビューの蓄積
・Crucial、Corsair、Kingstonなどは長年の実績とレビューが豊富。 ・無名ブランドは、レビューが少なく、情報が不透明なことが多い。
価格差は“安心料”と考えると納得できる
| メーカー | 価格帯(8GB DDR4) | 保証 | サポート | 初期不良率 |
|---|---|---|---|---|
| Crucial | 約5,000円〜 | 3〜5年 | 日本語対応あり | 低い |
| Kingston | 約4,500円〜 | 3年 | 日本語対応あり | 低い |
| 無名ブランド | 約2,000〜3,000円 | 1年未満 or 不明 | サポート不明 | やや高め |
安さだけで選ぶと、動作不良や返品不可などの“見えないリスク”を背負うことになります。 逆に、有名メーカーは「買ったあとに困らない設計」がされているんです。
まとめ
メモリ は、パソコンの“作業領域”を支える重要なパーツ。 だからこそ、“安いから”ではなく、“安心して使えるから”選ぶことが大切です。 弊社ではこう考えます。 “同じに見える”メモリでも、選び方で心の安心がまったく違う。 それが、やさしいパソコン設計の第一歩です。 阿久梨絵でした!
