こんにちは、阿久梨絵です!
「 AI を使ってみたいけど、何から始めればいいの?」
「WindowsでもChatGPTって使えるの?」
そんな疑問に答えるため、この記事ではWindows環境で使えるAIツールの種類と、それぞれの特徴・注意点をわかりやすくまとめました。
まず知っておきたい「ローカル」と「クラウド」の違い
| 項目 | ローカルAI | クラウドAI |
|---|---|---|
| 実行場所 | PC本体 | インターネット上のサーバー |
| 速度 | 高速(処理が軽ければ) | 通信環境に依存 |
| セキュリティ | オフラインでも使える | 通信内容が外部に送られる可能性あり |
| 精度・機能 | 限定的(軽量モデル中心) | 高性能・多機能(GPT-4など) |
ローカルAIは「自分のPCで完結する安心感」があり、クラウドAIは「高性能で便利だけど通信が必要」という違いがあります。
ChatGPT(クラウド型AI)
・提供元:OpenAI(Microsoft Copilotにも搭載)
・使い方:ブラウザでアクセス/Copilotで利用/EdgeやTeamsに統合
・できること:文章生成・要約・翻訳・コード補助など
・注意点:通信環境が必須/個人情報の入力は避ける
Windowsでは「Copilot」や「Edgeのサイドパネル」からChatGPTベースのAIが使えます。
Copilotに「この文章を要約して」「Excelの関数を教えて」など話しかけるだけでOK。
画像生成AI(クラウド型が主流)
・代表例:DALL·E・Microsoft Designer・Stable Diffusion(Web版)
・使い方:ブラウザでアクセス/Copilotで画像生成を指示
・できること:イラスト・写真風画像・アイコンなどの生成
・注意点:著作権・肖像権に配慮/生成内容の制限あり
Windowsでは「Copilot」や「Designer」から画像生成が可能。
ローカルでStable Diffusionを動かすには、GPU搭載PC+技術的な知識が必要です。
Copilot for Windows(OS統合型AI)
・提供元:Microsoft
・使い方:Windows 11のサイドパネルから常時利用可能
・できること:設定変更・ファイル検索・トラブル対応・Web要約など
・注意点:一部機能は段階的に有効化/日本語対応はまだ部分的
Copilotは「Windowsの操作を手伝ってくれるAIアシスタント」。
たとえば「Bluetoothをオンにして」「昨日のExcelファイルを開いて」など、自然な言葉で操作できるのが魅力です。
ローカル環境でできること(軽量AI)
・音声認識:Windows標準の音声入力機能(オフラインでも可)
・画像分類:簡易的なAIモデル(ONNX形式など)を使えば可能
・AI OCR:ローカルでPDFや画像から文字を抽出するツールもあり
ただし、高度な生成系AI(ChatGPT・画像生成など)は基本的にクラウド型。
ローカルで使うには、専用の環境構築やGPUが必要です。
注意点:AIを使うときに気をつけたいこと
1. 個人情報は入力しない(クラウド型は外部に送信される可能性あり)
2. 生成内容の著作権・利用規約を確認する
3. AIの提案は“参考”として扱う(誤情報の可能性もある)
4. セキュリティソフトとの相性に注意(Copilotがブロックされることも)
まとめ
Windows では、Copilotを中心に AI が日常の操作に自然に溶け込む時代が始まっています。
でも、便利さだけでなく「どこで動いているか」「何ができるか」「何に気をつけるか」を知っておくことで、安心して使いこなせるようになります。
弊社では、こうした“わかりにくいけど大事なこと”を、実体験ベースでやさしく発信しています。
阿久梨絵でした!
