こんにちは、阿久梨絵です!
「 パスワード がわからない…」から始まる数日間
Amazon、楽天、銀行、保険、SNS、サブスク…
気づけば、ログインが必要なサービスは50以上。
そしてある日、ふと訪れる「 パスワード がわからない」「再設定メールが届かない」「メモが見つからない」地獄。
そんな経験から生まれたのが、“半年に1回のパスワード棚卸”という習慣です。
それは、ログイン迷子にならないための、静かなメンテナンス。
パスワード棚卸って何?
登録しているサービスのログイン情報を一覧で整理すること
ID(メールアドレス)・パスワード・認証方法・登録メールの有効性などを確認
「使ってないサービス」「キャリアメールで登録しているもの」も洗い出す
棚卸で見つかる“詰まり”
| 詰まりの種類 | よくある例 | 解決方法 |
|---|---|---|
| IDがキャリアメール | docomo.ne.jp / ezweb.ne.jp / softbank.ne.jp | GmailやiCloudに変更 |
| パスワードが不明 | 自動ログインに頼っていた | パスワードマネージャーで確認 or 再設定 |
| 認証方法が古い | SMS認証が使えない番号に | 認証アプリに切り替え |
| 使ってないサービス | 登録だけして放置 | 退会 or 情報削除でスッキリ |
棚卸のやり方(半年に1回でOK)
ステップ1:ログイン履歴を洗い出す
・ブラウザの「保存されたパスワード」一覧を見る
・メールの受信履歴から「登録完了」「パスワード変更」などを検索
・スマホのアプリ一覧から「ログインが必要なもの」を確認
ステップ2:一覧表を作る(Excelでも紙でもOK)
| サービス名 | ログインID | パスワード | 認証方法 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Amazon | gmail.com | SMS | キャリアメールから変更済み | |
| 楽天 | docomo.ne.jp → gmail.com | メール | 再設定メール確認済み | |
| LINE | 電話番号 | 認証アプリ | バックアップ済み |
ステップ3:Googleパスワードマネージャーを使っている人は、エクスポートを
AndroidユーザーやChrome利用者の多くは、Google パスワードマネージャーにログイン情報を保存しています。
棚卸のタイミングでCSV形式でエクスポートしておくと、一覧化が一気にラクになります。
エクスポートの流れ(2025年時点)
1. Google Chromeで「パスワードマネージャー」を開く
2. 右上の「設定」から「パスワードをエクスポート」を選択
3. CSV形式で保存(※セキュリティに注意)
4. Excelやメモ帳で整理・不要なサービスを見直す
注意:CSVファイルにはすべてのパスワードが平文で記載されるため、保存場所と管理には十分注意してください。
まとめ
パスワード を忘れて数日探すのは、誰にでもあること。
でも、半年に1回の棚卸で、ログイン迷子から解放される。
それは、“詰まりをほどく”ための、静かな習慣です。
Googleパスワードマネージャーを使っている人は、エクスポートという第一歩から始めてみてください。
それだけで、次のログインがずっと安心になります。
阿久梨絵でした!
