UEFI って何?──パソコンの“目覚まし係”をやさしく解説

こんにちは、阿久梨絵です!
パソコンの起動や設定に関わる言葉で、「 UEFI (ユーイーエフアイ)」という用語を見かけたことはありませんか?
BIOS(バイオス)と並んで語られることが多いこのUEFI、実は現代のパソコンに欠かせない“起動の司令塔”なんです。

この記事では、初心者でも安心して理解できるように、UEFIの役割や仕組みをやさしく解説します。

UEFIとは?

UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)は、パソコンの電源を入れた直後に動く基本ソフトウェアです。
以前は「BIOS」がこの役割を担っていましたが、UEFIはその進化版
より高機能で、安全性も高く、現代のパソコンではほぼ標準になっています。

UEFIの主な役割

項目 内容
ハードウェアの初期チェック メモリ・CPU・ストレージなどが正常か確認
OSの起動準備 WindowsやLinuxなどのOSを呼び出す
起動順序の管理 どのデバイスから起動するかを設定
セキュリティ機能 セキュアブートで不正なOSの起動を防止
グラフィカルな設定画面 マウス操作や日本語表示が可能なUI

つまりUEFIは、パソコンが目を覚ますための“目覚まし係”であり、案内役でもあるのです。

BIOSとの違いは?

項目 BIOS UEFI
対応ビット数 16ビット 64ビット対応
画面 テキストベース グラフィカルUI
容量制限 2TBまで 9ZB(ゼタバイト)まで対応
セキュリティ 弱い セキュアブート対応
ネットワーク起動 非対応 対応可能

UEFIは、BIOSの限界を超えて、より安全で柔軟な起動環境を提供する設計になっています。

UEFI設定画面に入るには?

パソコンの起動時に、特定のキー(例:F2、Del、Escなど)を押すことで、UEFI設定画面に入ることができます。
ここでは、起動順序の変更やセキュリティ設定などが行えます。

注意設定を誤ると起動できなくなることもあるので、不安な場合は変更前にメモを取るか、専門家に相談するのがおすすめです。

まとめ

UEFIは、パソコンの起動を支える基本ソフトウェア
BIOSの進化版として、より安全で高機能な設計
起動順序やセキュリティを整えることで、安心感が生まれる
設定画面は慎重に扱えば、トラブル予防にもつながる

UEFI を知ることで、パソコンとの距離が少し縮まります。
起動の裏側」を理解することは、安心して使い続けるための第一歩です。
阿久梨絵でした!

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