こんにちは、阿久梨絵です!
Windowsの エクスプローラー が、静かに便利になっています。
ファイルを探すだけの場所から、「次にやること」を提案してくれる場所へ。
その変化を支えているのが、「推奨セクション」と「AIアクション」という新しい仕組みです。
ホーム画面に“推奨ファイル”が並ぶ安心感
エクスプローラーを開くと、ホーム画面に「推奨ファイル」が表示されるようになりました。
これは、最近使ったファイルや、今取りかかる可能性が高いファイルをAIが判断して並べてくれるもの。
・昨日編集した資料がすぐ見つかる
・会議前に開くべきファイルが先回りで表示される
・「あれ、どこに保存したっけ?」が減る
作業の再開がスムーズになり、「探す時間」が静かに短縮されていきます。
AIアクション:右クリックで“次の一手”を呼び出す
もうひとつの進化が「AIアクション」。
ファイルを右クリックすると、AIによる処理メニューが表示されるようになりました。
たとえば──
・Wordファイル → 要約を生成
・PDF → テキスト抽出や翻訳
・表データ → 自動でExcel形式に変換
これまでなら複数アプリを使っていた作業が、右クリックひとつで完了。
「このファイル、次どうする?」という迷いに、AIがそっと答えてくれます。
試してみた:「AIアクション」はどこまで使える?
実際にいくつかのファイルで試してみました。
・要約 → 長文資料の概要把握に便利
・翻訳 → 英語PDFもすぐ読める
・表変換 → コピー&ペーストより整っていて、手直しが減る
まだ万能ではないけれど、「ちょっと助かる」場面が確実に増えている印象です。
まとめ
エクスプローラー の「推奨セクション」と「AIアクション」は、派手ではないけれど、日々の作業にそっと寄り添ってくれる存在です。
ファイルを開く前から、次の一手を考えてくれる──そんな“気の利いた右クリック”が、これからの標準になるかもしれません。
阿久梨絵でした!
