X (旧Twitter)でハッシュタグが青くならない理由

こんにちは、阿久梨絵です!
X (旧Twitter)では、ハッシュタグは「#」に続く連続した文字列を認識してリンク化します。
このリンク化されたタグ(青文字)は、クリックや検索で同じタグを使った投稿を一覧表示できるようになります。

しかし、ハイフン(-)や記号が入ると、タグの連続性が途切れてしまうため、
#e-Gov のようなタグは #e だけが青くなり、-Gov はリンク外になります。

つまり、「#e-Gov」はタグとして機能していない可能性が高いのです。

ハイフンなしで投稿する意味はあるのか?

ここで疑問が生まれます。
じゃあ `#eGov` と投稿すればタグは青くなるけど、そんな表記、誰が検索するの?」と。

実際の認知は「e-Gov」

行政システム「e-Gov」は、公式も一般ユーザーもハイフン付きで認識・表記しています。
Google検索でも「e-Gov」が主流
つまり、タグを青くするために“eGov”と書いても、検索されないなら意味がないのでは?という疑問が生じます。

それでも“青くする意味”はある

ここが設計者としての分かれ道。
タグは「検索されるため」だけでなく、「シリーズ化・整理・導線」としても機能するからです。

青くすることで得られるもの

自分の投稿を一覧化できる(シリーズ投稿や連載に便利)
・読者が「このタグを押せば何かある」と思える(視認性と安心感)
他の投稿とつながる可能性が生まれる(偶然の発見)

つまり、“eGov”と書くことで、タグとしての機能は果たせる。
ただし、検索性は弱くなる可能性があるため、補足や併記が必要です。

実践例:e-Govの記事を投稿するなら?

投稿案

e-Govって、実はこんな設計思想があるんです。
・・・・・
#eGov #行政サービス #情報設計 #UX設計
(※タグは青くなるように“eGov”表記)

補足案

※「e-Gov」と認識されている方が多いですが、タグ機能の都合で“eGov”表記にしています。

このように、タグとしての機能と読者の認知の両方を意識した設計が可能です。

まとめ

ハイフン付きタグは青くならず、機能しないことがある
認知とのズレがある場合は、補足や併記でカバーできる
タグは「検索されるため」だけでなく「見つけてもらうため」の設計
・青くする意味は、読者との接点をつくること

タグはただの装飾ではなく、発信の入り口
その一文字の違いが、届くかどうかを左右する設計になるのです。
阿久梨絵でした!

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