こんにちは、阿久梨絵です!
「ゲームのセーブデータ、消えたらどうしよう…」
「PCを買い替える前に、ちゃんと保存しておきたい」
そんな不安を、静かに解消してくれるのが── Windows の“Saved Games”フォルダです。
このフォルダには、ただのデータ以上のものが詰まっています。
あなたが積み重ねた時間、感情、そして物語。
今回は、Saved Gamesフォルダの役割と、安心して使えるバックアップ術をやさしく解説します。
Saved Gamesフォルダってなに?
Saved Gamesフォルダは、Windowsがユーザーごとに用意している、ゲームのセーブデータ保存場所です。
対応しているゲームは、自動的にこのフォルダにセーブデータを保存してくれることがあります。
保存場所はこちら
C:\Users\<ユーザー名>\Saved Games
※ <ユーザー名> はご自身のWindowsユーザー名に置き換えてください。
このフォルダは、ゲームごとに分かれた構造になっていることが多く、バックアップや復元がしやすいのも特徴です。
なぜ知っておくと安心なの?
・ゲームの進行状況や設定が保存されているため、PCの初期化や買い替え時に役立つ
・手動でバックアップを取ることで、万が一のデータ消失に備えられる
・クラウドセーブ非対応のゲームでも、自分で守ることができる
・ローカル保存だからこそ、自分の手で管理できる安心感がある
とくに、クラウドに頼りすぎず、自分の手で“記憶”を守りたい人にとっては、Saved Gamesフォルダは静かな味方になります。
安心してできるバックアップステップ
1. Saved Gamesフォルダを開く
・エクスプローラーで上記のパスを入力すると、フォルダが表示されます。
2. ゲームごとのフォルダを確認する
・タイトルごとに分かれていることが多く、どのゲームのデータかがすぐにわかります。
3. バックアップしたいフォルダをコピーする
・USBメモリ・外付けHDD・クラウドストレージなどにコピーしておけば安心です。
4. 復元したいときは、同じ場所に戻すだけ
・新しいPCでも、同じパスにフォルダを戻せば、セーブデータが復元されることがあります。
セーブデータは「思い出」でもある
Saved Gamesフォルダには、ただのデータ以上のものが詰まっています。
苦労してクリアしたステージ、こだわって育てたキャラクター、何度も挑戦したボス戦──
それらを守ることは、自分の時間と感情を守ることでもあります。
・「あの瞬間、もう一度見たい」
・「あのキャラ、また育てたい」
・「あの世界に、また戻りたい」
そんな気持ちを、Saved Gamesフォルダは静かに支えてくれます。
補足:クラウドセーブと併用するとさらに安心
・SteamやXboxなどのプラットフォームでは、クラウドセーブ機能がある場合も
・ただし、クラウドに保存されない設定やローカル専用のゲームもあるため、Saved Gamesの確認は大切です
・併用することで、二重の安心感が得られます
まとめ
Windows のSaved Gamesフォルダは、ただの保存場所ではありません。
それは、あなたのゲーム人生を守る“記憶庫”です。
・ゲームの進行を守る
・感情の記録を残す
・未来の自分に、過去の自分を手渡す
そんな役割を、静かに果たしてくれるこのフォルダ。
PCを買い替える前に、ぜひ一度、Saved Gamesをのぞいてみてください。
阿久梨絵でした!
