「その□、誰にも見えてない── Web 文字の“静かなズレ”」

こんにちは、阿久梨絵です!
Web ページから文章をコピーしてWordやメールに貼り付けたとき、
文字が□(四角)になる
フォントが変わってしまう
印刷すると文字化けする

そんな経験、ありませんか?
これは、Web上の文字やフォントが、貼り付け先の環境で“対応していない”ことが原因です。

なぜ起こる?文字やフォントの不一致

1. 特殊文字・絵文字・非対応記号

Unicodeの範囲外、または一部の環境で表示できない文字(例:特殊な記号、古い絵文字)
表示されないと「□」や「?」になることがある

2. Webフォントの依存

WebページではGoogle Fontsなどの外部フォントを使っていることがあり、
コピー先(Wordやメール)ではそのフォントが存在しない

3. 言語・文字コードの違い

・日本語以外の言語(中国語・韓国語・アラビア語など)や、
特殊な文字コード(UTF-16など)で書かれている場合、
コピー先で正しく認識されないことがある

どうやって“使えない文字”を見つける?

方法①:Wordで「フォントの違い」を見える化する

貼り付けた文章を選択 → 「フォント」欄を確認
一部だけ違うフォント名が表示されていたら、その部分に“非対応文字”が含まれている可能性あり

方法②:文字コードを確認する(Windows)

メモ帳やテキストエディタに貼り付け → 「名前を付けて保存」→ 文字コードを「UTF-8」に設定
・保存時に警告が出る場合、非対応文字が含まれている可能性あり

方法③:オンライン文字コードチェッカーを使う

・「文字コード 判定ツール」などで検索
・テキストを貼り付けると、どの文字がどのコードか・表示できるかを確認できる

どう対処すれば安心?

フォントを統一する:貼り付け後に「MS ゴシック」や「Yu Gothic」など、日本語対応フォントに変更
文字を置き換える:□や?になっている部分を、近い意味の文字に手動で置き換える
テキストのみで貼り付ける:Wordやメールで「形式を選択して貼り付け」→「テキストのみ」を選ぶと、余計なフォント情報を除去できる

まとめ

Web からのコピペは便利だけど、見えないフォントや文字の違いが“表示の不安”につながることも。
でも、フォント欄・文字コード・表示結果を確認するだけで、
「なんか変…」という不安を、「ここを直せばいい」に変えることができます。

文字は、見える安心の第一歩
表示されない文字こそ、整えることで“伝わる安心”につながります。
阿久梨絵でした!

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