こんにちは、阿久梨絵です!
リモート会議 で画面共有をするとき、開いているタブが全部見えてしまうこと、ありませんか?
仕事用の資料、プライベートなSNS、ちょっとした検索履歴——「見せるつもりはなかったのに…」とヒヤッとする瞬間。
この記事では、Zoom・Teams・Google Meet・Webexなどの画面共有時に“見せたくないタブ”を隠す方法を、やさしく解説します。
なぜタブが見えてしまうのか?
多くのリモート会議ツールでは、ChromeやEdgeなどのブラウザウィンドウ全体を共有することが多く、その際に上部のタブ一覧も一緒に映ってしまうのです。
つまり、開いているすべてのタブのタイトルが、相手に丸見えになる可能性があります。
方法①:共有専用の“新しいウィンドウ”を使う
ChromeやEdgeでは「新しいウィンドウ」と「新しいタブ」は別扱い。
共有専用のウィンドウを作ることで、必要なページだけを開いた状態で共有できます。
手順
1. Ctrl + N(Macは Command + N)で「新しいウィンドウ」を開く
2. 共有したいページだけを開く
3. 他のウィンドウはそのままにしておく
4. リモート会議ではこのウィンドウだけを共有
ポイント:この方法なら、他のタブは一切映りません。
方法②:Chromeの「共有専用プロファイル」を作る
Chromeでは複数のプロファイル(ユーザー)を使い分けできます。
共有専用のプロファイルを作っておけば、ブックマークも履歴もタブも“まっさら”な状態で共有できます。
手順
1. Chrome右上のアイコン → 「プロフィールを追加」
2. 名前を「共有用」などに設定
3. 必要なページだけ開いておく
4. リモート会議ではこのプロファイルで起動
感情的にも切り替えやすく、仕事とプライベートの境界が整います。
方法③:タブを“ピン留め”して目立たなくする(補助的)
Chromeではタブを右クリック → 「固定」で、タブを小さく表示できます。
完全に隠すわけではありませんが、タイトルが見えにくくなるため、補助的な対策として有効です。
方法④:ウィンドウではなく“特定のタブ”だけを共有する
ZoomやGoogle Meetでは、「タブ単位」で共有できる機能があります。
この方法なら、選んだ1枚だけを共有できるので、他のタブは一切見えません。
共有手順(Google Meetの場合)
1. 「画面を共有」→「Chromeタブ」
2. 共有したいタブを選択
3. 他のタブはそのままでもOK
この方法は、最も安全で確実です。
まとめ
・ブラウザウィンドウ全体を共有すると、タブが見えてしまうことがある
・「新しいウィンドウ」や「共有専用プロファイル」で、見せたいページだけを開く
・「特定のタブだけを共有」すれば、他のタブは完全に非表示
・小さな工夫で、リモート会議の安心感と信頼感が高まる
画面共有は、ただの操作ではなく、自分の空間を相手に開く行為です。
だからこそ、「何を見せるか」「何を見せないか」を整えることは、安心と信頼を守る第一歩。
タブを隠す工夫は、自分の情報を守るだけでなく、相手への配慮にもつながります。
ちょっとした準備が、 リモート会議 の空気をやさしく整えてくれるはずです。
あなたの画面が、あなたらしい安心感で満たされますように。
阿久梨絵でした!
