こんにちは、阿久梨絵です!
スマホの普及で当たり前になった「090」「080」「070」から始まる 携帯電話番号 。
でも実際、どれくらい使われているのか?どんな違いがあるのか?──気になったことはありませんか?
この記事では、日本で使われている携帯番号の数とその背景、そして今後の番号拡張の見通しまで、やさしく解説します。
使用されている携帯電話番号の数(2025年時点)
総務省の最新発表によると、2025年3月末時点で使われている携帯電話番号は約1億8,783万件。
この数字には「090」「080」「070」すべてが含まれています。
| 番号帯 | 導入時期 | 使用状況 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 090 | 1999年(正式採用) | ほぼ枯渇 | 最も古く、レア感あり |
| 080 | 2002年 | 主流 | 新規契約の多くがこの番号 |
| 070 | 2013年 | 拡張中 | まだ余裕あり、今後増加予定 |
090番号は新規取得が困難になっており、080が現在の主力番号帯。
070は比較的新しく、MVNOや法人契約などで多く使われ始めています。
番号の違いって何か意味あるの?
実は、番号の違いは導入時期と割り当て状況の違いによるもの。
機能や品質に差はなく、どれも携帯電話番号として同じように使えます。
ただし、以下のような“印象の違い”があることも
・090:古くから使われている → 信頼感・レア感がある
・080:現在の主流 → 一般的で見慣れている
・070:新しい → 「珍しい」「法人っぽい」と感じる人も
今後、番号はどうなる?
携帯電話の契約数は増え続けており、番号枯渇問題が懸念されています。
そのため、総務省は以下のような対策を進めています。
・070番号の拡張:まだ余裕があるため、今後も割り当てが進む見込み
・030〜039の新番号帯の確保:将来的な拡張候補として準備中
・IP電話(050)やIoT番号(020)の整理:用途ごとに番号帯を分けて効率化
まとめ
「090だから信頼できる」「070は怪しい」といった印象は、番号の歴史や普及状況による誤解かもしれません。
どの番号も、総務省が管理する正規の 携帯電話番号 です。
今後は「070」がもっと増え、「030」などの新番号も登場するかもしれません。
番号の意味を知っておけば、着信の不安も減り、安心して使えるようになります。
阿久梨絵でした!
