こんにちは、阿久梨絵です!
IT の仕事と聞くと、専門的な技術や複雑なシステムを扱うイメージが強いかもしれません。コードを書く、サーバーを管理する、セキュリティを強化する…。確かにそれらは重要な業務ですが、実際に現場で求められるのは「人の気持ちを汲み取る力」だったりします。
たとえば、社内システムのログイン画面。
「パスワードを忘れた人が、焦らず再設定できるか?」
「エラーが出たとき、責められているように感じないか?」
そんな視点があるだけで、ユーザーの安心感はまるで違います。
“わかりやすさ”は、思いやりのかたち
ITの世界では、専門用語が飛び交います。VPN、クラウド、ゼロトラスト…。でも、相手がそれを知らないときにどう伝えるかが、信頼の分かれ道です。
「VPNって何?」と聞かれたときに、「仮想プライベートネットワークです」とだけ答えるのか、「外出先でも安心して社内の情報にアクセスできる仕組みですよ」と伝えるのか。
後者には、“相手の不安を減らしたい”という気持ちが込められています。
技術は「手段」、気持ちは「目的」
ITの仕事は、問題を解決することが目的ではありません。
「誰かが安心して仕事できるようにすること」が、本当のゴールです。
バックアップを整えるのは、「万が一のときに誰かが泣かないように」。
セキュリティを強化するのは、「大切な情報を守って、信頼を失わないように」。
技術はそのための“手段”でしかありません。
まとめ
私は、 IT の仕事をするたびに思います。
「この設定が、誰かの“安心”につながるかもしれない」
「この説明が、誰かの“自信”になるかもしれない」
そんなふうに、目に見えない“気持ち”を支えるのが、ITの本質なのかもしれません。
阿久梨絵でした!
