こんにちは、阿久梨絵です！
Microsoft 365を使っていると、「Exchange Onlineって何？」「 OneDrive とどう違うの？」「連携してるの？」といった疑問が浮かぶこと、ありませんか？
この記事では、Exchange Onlineのしくみ・OneDriveとの違い・連携の可能性・容量制限について、やさしく整理してお届けします。
Exchange Onlineとは？
Exchange Onlineは、Microsoftのクラウド型メール・予定表・連絡先・タスク管理サービスです。
Outlookと連携して、メールボックスや予定表、To Doのタスクなどをクラウドで一元管理できます。
・保存先：Exchange Online（クラウドメールサーバー）
・管理対象：メール、予定表、連絡先、タスク（To Do）
・利用アプリ：Outlook、Microsoft To Do、Teamsなど
OneDriveとの違い
| 項目 | Exchange Online | OneDrive |
|---|---|---|
| 保存対象 | メール・予定表・タスク | ファイル（Word、Excel、PDF、画像など） |
| 保存場所 | Exchange Online（クラウドメールボックス） | OneDrive（クラウドストレージ） |
| 主な連携アプリ | Outlook、To Do、Teams | ファイルエクスプローラー、Officeアプリ |
| 役割 | 情報のやりとり・予定管理 | ファイルの保存・共有・同期 |
つまり、Exchange Onlineは“情報の流れ”、OneDriveは“ファイルの置き場所”を担っているんですね。
連携はあるの？
直接的な連携は少ないですが、Microsoft 365の統合環境の中で自然に連携しています。
・Outlookで受け取った添付ファイルをOneDriveに保存
・To DoのタスクがExchange Onlineに保存され、Outlookと同期
・Teamsで共有されたファイルはOneDriveに、会話や予定はExchange Onlineに保存
同じMicrosoftアカウントでログインしていれば、ユーザーは意識せずに両方を活用できる設計になっています。
容量制限は？
Exchange Onlineの容量は、ライセンスによって異なります。
| ライセンス | メールボックス容量 | アーカイブ容量 |
|---|---|---|
| Microsoft 365 Business Basic / Standard | 最大50GB | なし（または制限あり） |
| Microsoft 365 E3 / E5 | 最大100GB | 自動拡張あり（1.5TB以上も可能） |
| Exchange Online Plan 2 | 最大100GB | アーカイブ自動拡張あり |
メールボックスが満杯になると送受信が制限されるため、定期的な整理やアーカイブの活用が安心ポイントです。
まとめ
・Exchange Onlineは、メール・予定・タスクをクラウドで管理する“情報のハブ”
・OneDriveは、ファイルを保存・共有する“データの倉庫”
・両者は役割が違うけれど、Microsoft 365の中で自然に連携している
・容量制限はライセンスによって異なり、最大100GB以上の拡張も可能
見えない不安を、見える安心に。
Exchange Onlineと OneDrive のしくみを知ることで、クラウドとの付き合い方がもっと心地よくなります。
阿久梨絵でした！
