こんにちは、阿久梨絵です!
著作権保護技術「 CPRM 」の仕組みと、実際に変換する手順を初心者向けにまとめました。
CPRM(Content Protection for Recordable Media)は、地上デジタル放送などを録画したDVDに使われる著作権保護技術です。
「コピーワンス」や「ダビング10」といった制限がかかっており、通常のDVD再生ソフトでは再生・コピーができません。
録画用DVD-RやDVD-RWに保存された番組は、CPRM対応の機器でしか再生できず、パソコンでMP4に変換するには専用の解除ソフト+変換ソフトが必要です。
必要なもの
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パソコン | Windows 10/11推奨(Macは非対応のソフトが多い) |
| DVDドライブ | CPRM対応の外付けドライブでもOK |
| CPRM解除ソフト | 例:CPRM Decrypter(無料) |
| 動画変換ソフト | 例:VideoProc Converter、XMedia Recode など |
手順:CPRM付きDVDをMP4に変換する流れ
① CPRM Decrypterで解除(.VROファイルを抽出)
1. CPRM Decrypterをインストール
2. CPRM付きDVDをPCに挿入
3. ソフトを起動し、ドライブと保存先を指定
4. 「CPRM解除」ボタンを押すと、VR_MOVIE.VROファイルが生成される
注意:解除行為は著作権法に抵触する可能性があります。私的利用の範囲内でのみ行ってください。
② VROファイルをMP4に変換
1. 動画変換ソフト(例:VideoProc Converter)を起動
2. 「VR_MOVIE.VRO」を読み込む
3. 出力形式を「MP4」に設定
4. 解像度やビットレートを調整(必要に応じて)
5. 変換開始 → MP4ファイルが生成される
変換後の使い道
・スマホやタブレットで再生
・NASやクラウドに保存して家族と共有
・編集ソフトで不要部分をカットして保存
まとめ
テレビ番組を録画したDVDは、 CPRM という壁に守られています。
でも、正しい手順とツールを使えば、パソコン上でMP4として扱うことは可能です。
弊社では、こうした「ちょっと困るけど、ちゃんと解決できる」場面を、安心して試せるようにやさしく解説していきます。
阿久梨絵でした!
