こんにちは、阿久梨絵です！
今回は、知人が話してくれた「 Android にして少し後悔した」という体験をもとに、スマホの“馴染み方”について考えてみたいと思います。
その方は長年iPhoneを使っていたのですが、「もっと自由にカスタマイズしたい」「価格を抑えたい」と思い、Androidに乗り換えたそうです。
機能的には十分満足しているものの、使い始めてすぐに「なんとなく馴染まない」という違和感を覚えたと話してくれました。
絵文字のニュアンスが変わる
LINEで送った絵文字が、iPhoneとAndroidで微妙に違って見えることがあります。
「😊」のつもりが「😃」になってしまい、やさしく微笑んだつもりが元気すぎる印象に変わってしまう──そんな小さなズレが、気持ちの伝わり方に影響するそうです。
スクロールの“指ざわり”が違う
Androidのスクロールは、少し硬めに感じることがあるそうです。
iPhoneの“ぬるっ”とした滑らかさに慣れていた指先には、違和感が残るとのこと。
「使いにくいわけではないけれど、気持ちよくない」──UXは機能だけでなく、感覚も大切なのだと改めて感じたそうです。
カメラの色味が“自分らしくない”
写真を撮ったとき、「あれ、私こんな顔だったっけ？」と思うことが増えたそうです。
Androidのカメラは機種によって補正や色味が異なり、iPhoneの自然なトーンに慣れていたその方には、少し違和感があったようです。
アプリの挙動が微妙に違う
Instagramなどのアプリも、Androidではレイアウトや反応が少し違うことがあります。
「使えるけれど、落ち着かない」──それは慣れの問題ではなく、安心感の問題かもしれないと話していました。
“戻る”の動きが気持ちに合わない
Androidの「戻る」ボタンは便利ですが、どこまで戻るのか分かりづらいことがあるそうです。
iPhoneのスワイプ操作は、指の動きと画面の動きが一致していて、感覚的に安心できたとのこと。
「戻ったつもりが、アプリが閉じてしまった」──そんな瞬間に、気持ちが置いてけぼりになるような感覚があったそうです。
まとめ
Android は素晴らしい端末です。
自由度も高く、価格も魅力的です。
でも、スマホは単なる道具ではなく、感情の延長線でもあります。
知人の話を聞いて改めて思ったのは、
「使えるかどうか」よりも、「気持ちよく使えるかどうか」が大切だということです。
もし今、スマホ選びで迷っている方がいたら、
スペックだけでなく、「自分の気持ちが落ち着くかどうか」を大切にしてみてください。
それが、安心して言葉を届けるためのUXにつながるのだと思います。
阿久梨絵でした！
